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MIアイデア発想塾は、生産性を上げる為に、質問力、バランス・スコアカード、インストラクショナルデザイン等を知恵ある方法で賢く使い、企業力を強化する組織です。

私の提案の要約T

生産性が低迷している理由と悪しき習慣が多く残る理由

これから、私たち日本の生産性が長期間低迷している理由と、日本には、生産性を下げてしまう要因になっている権力格差や男女格差などの悪しき習慣が現在でも多く残る理由を説明します。

ここで説明する事は、御社なら当然理解している事かも知れません。

しかし、御社は長期視点で見てクライアントの生産性を上げる事ができていますか、と問えば、疑問符がつくかも知れません。

生産性を上げる事は、教え事ではないので、クライアント自ら取り組む問題です。

それを私たちコンサルタントがクライアントに身に着けさせる事ができないから、生産性が長期間低迷したのではないでしょうか。

この問題を解決しようとの提案です。

最初は、長期間生産性を上げられない理由を説明し、次に今では悪しき習慣に取られる習慣が多く残る理由を、私が思う理由と言う形で説明します。

この説明を読む前に、前ページにある、なぜ、私たちの習慣では知恵を出せないのか?私が生産性向上策を考えようと思った訳、と質問、アクッションラーニング効果とはをご覧ください。

ここでの、説明が分かり易くなります。

「私たちの習慣では、生産性は意識外になり易い」

最初に日本の生産性が長期間低迷している事ですが、私たちの習慣的な捉え方考え方では、生産性が見えないものになってしまうのです。

自社の生産性は、自社が行う生産活動を数値化して、他社や他国と比較しないと見えてきません。

私たちの習慣は、目に見えないものは追求して考えない習慣です。

そうすると、私たちの習慣では、生産性とはどう言うもので、どうすれば上げられるか等を意識しないし考えないものになってしまうのです。

生産性は意識して上げよう、と思わなければなかなか上げられない性質のものです。

これを、生産性を意識もしないし、追求して考える事が無いのであれば、上げる策は考えないし行わないので、一般的に知られた生産活動しかできなくなり、生産性を他社や他国より上げる事ができないのです。

私たち日本企業の行っている事を見ると、本質的な生産性の概念がない様に思います。

そこで、本に書いてある無駄を省いてみたり、良くてテレワークを推奨したり、女性の社会進出を促したりするだけです。

これは他社でもできる事で、効率化であり、雇用対策です。

これらは本質的な、例えば生産性を上げる為に差別化を行う、工夫改善を徹底する様なものではありません。

現在の高度化複雑化した市場で生産性を上げる為の手を打っていない事が、生産性が低迷する理由です。

こうなってしまう大元の原因は、私たちの習慣が、物事の裏側など目に見えないものを追求して考える事が無い習慣である事が原因です。


そうすると、なぜ、生産性を上げる為の有効な手が打てないかが問題になります。

この問題を、私たちのコンサルティングでは、解決できていない事が見えてきます。

私たちコンサルタントでも、なぜ、私たち日本の生産性が低迷しているかを考えないコンサルタントもいるのかも知れません。

それとも、私たちの習慣的な学びや問題解決法では、生産性を欧米並みにする事は不可能と思って、触れない様にしているのかも知れません。


私は、私たち日本の生産性が長期低迷に陥った理由を、私たちの習慣にあると思っています。

自ら考える事が少ない習慣では、知恵を出す事ができないのです。

知恵を出したかったら、物事の裏側まで追求して考え理解する事をしなければ知恵は出せないので、生産性を上げる事ができないのです。


ここまで記述した様なことは、御社は百も承知だと思います。

しかし、現実に、生産性を追求して考え、本質的な対策を打っているでしょうか。

ただ、新しい事に取り組んでいるだけではありませんか?

知恵のある方法で生産活動ができる様に、コンサルティングをしていますか?

私たちコンサルタントも、例え最先端のコンサルティングを行うにしても、他国より知恵のある生産活動ができる様にして、生産性の高い事ができるコンサルティングを行う必要があるのではないでしょうか。

なぜ追求するかと言うと、現実の生産性は低いままだからです。

「私たちの習慣が知恵を出せない習慣なので、生産性の長期低迷を招いたのでは」

私は、生産性が長期間低迷している理由を追求して考えてみました。

そこから気づいた事は、私たちと、生産性の高い欧米の人達との見方捉え方考え方の違いと言う、私たちの根幹に関わる事に気づいたのです。

1990年頃までは、世界を驚かせるほど経済成長を出来た私たちが、ここ30年間も生産性の長期低迷に陥ったのには深い訳があると思った事が、私たちの根幹に関わる事も考える必要があると思った理由です。

その訳を追求して考えてみました。

生産性に関係する事で、欧米との差があると思われるものを探してみました。

そこから気づいた事は、私たちが、論理思考が苦手である事と、システム思考と俯瞰視ができない事です。

論理思考が苦手な理由は、私たちの習慣が、考える事をあまりしないからです。

考えるとは、物事の論理を追求して、物事を何かの基準で整理したり構造化したりする事です。

これは、私たちでもある程度考えている人はできるのですが、私たちは、見えないものを追求して考えないので、物事の論理を自ら解き明かす様な、考える事は行わないのです。

これでは、物事を論理的な関係性で繋げて理解できませんので、システム思考が苦手になるのです。

システム思考は、関連付けて考える事で効果を最大にする思考の仕方ですので、論理的な関係性で繋げて物事を理解する必要があります。

これを私たちは行わないのです。

俯瞰視ができないのは、私たちは、目に見えるものにしか意識がないので、メタ認知能力的な視点で見る事が必要な、俯瞰視ができないのです。

そこで、私たちの物事の捉え方考え方を欧米と比較してみました。

どこがどうなので、日欧米の差が生まれるかを考えたのです。

そこから気づいた事は、先ほど挙げた、私たち日本人の物事の捉え方考え方は、目に見える表面的な違いや差を見分ける見方捉え方をしていて、物事の裏側など目に見えないものは追求して考える事のない習慣です。

欧米はどうかと言うと、物事を見た目だけでなく、物事の内情(見えない所に隠れている原因やあるもの起きている事等)を追求して考える習慣で物事を捉え考えています。

この見方捉え方考え方の差が、どんな事を生み出すかを考えると、納得行く事が見えてきました。

例えば、後で説明する悪しき習慣の問題です。

欧米では、物事の裏側まで追求して考えますので、本質や原因の様なものを理解できます。

私たちは、追求して考えないのですから本質や原因等は理解できません。

この違いが、今では悪しき習慣と捉えられる権力格差などが残るか、なくなるかの違いです。

この様な事がいくつも見つかりました。

もう一つ生産性に関する例を挙げると、私たちは、新たな発見はできるし、最新のビジネスもできますが、生産性は低いままです。

なぜ、新たな発見やビジネスができるのに生産性が低いのか、が問題になります。

発見や新ビジネスができるのは、私たちの問題解決法が、知識を頼りにしているからです。

知識がないと問題を解決できないと思っている為、私たちは知識を得る事には熱心なので、高度な知識まで持っています。

知っていれば発見はできるし、新たなビジネスは始められます。

しかし、私たちの捉え方考え方では、知恵は出せません。

私たちの習慣的な捉え方考え方では、物事を洞察できる力を培えない為、適切な判断ができないので、知恵が出せないのです。

「なぜ、今後の市場は知恵が必要になるのか?」

私たちは、物事の裏側などを追求して考える事のない習慣です。

この習慣では、目に見えない所に隠れている原因や本質等の大切なものは、理解できません。

又、物事を見通す事で適切な判断ができる様になる洞察力も培う事もできません。

現在のグローバル市場は、IT化グローバル化の進展で高度化複雑化して、生産性の差がどこから生まれるかと言うと、如何に無駄を省き、効率的効果的に賢く生産できるかと、如何に利益の取れる差別化ができるかに移ってきています。

この事は、私たち日本と欧米が行っている事を比較すると分かります。

同じ製造業の強いドイツと比較してみます。

ドイツの方が、例えば職人を育てる事一つにしても、国がマスター制度を作り、効率的効果的に職人を育てています。

日本には、マスター制度の様なものはありません。

この様な知恵の差が、ドイツが日本の1.5倍近くの生産性の差を生み出せる理由です。

又、米国の様に、大きな付加価値を生み出す発想力で差別化を図る事も考え出せません。

こん後の市場で生産性を上げる為には、知恵が必要になってきているのです。

この知恵が、私たちの習慣では、出せないのです。

その原因は、私たちの習慣的な物事の捉え方考え方にあるのです。

私たちと欧米の人達の捉え方考え方の違いが生み出す差が、どう生産性に影響を与えるかを検証すれば、答えは見えてくると思います。

現在の市場は、生産性を上げる為には、よくできるだけでは差別化にならなくなってきているのです。

なぜなら、例えばIT化IoT化が進んでいますので、ルーチンワークの様なものはIT技術が代替えし始めてよくできる事がどこでもできる様になってきているからです。

生産性に大きな影響を与える様になった要因が、人でなければできない知恵を出す事に移ってきているのです。

この知恵を出す事が、私たちの習慣ではできないのです。

物事の背後を追求して考える様な事をしなければ、私たちが知恵を出せる様にはならないのです。

現在の市場で、生産性を上げる為に必要に成ってきた事が、よくできる、ではなく、如何に賢くできるかが問われる市場になってきたのです。

これには、IT技術の進展とグローバル化の進展が大きな影響を与えています。

製造業の話で話を進めると、製造拠点は、世界中どこでもできる様にグローバル化が進んでいます。

そうすると、どうすれば生産性を上げられるかを考えると、最初に考えるのは、製造経費のうちで大きなウエイトを占める人件費と社会基盤です。

人件費が安くて安全に作れて輸出できるかです。

日本の得意な品質は、擦り合わせ技術が生きる自動車くらいになってきているのです。

あとの製品品質は、IT技術が生み出す例えば3Dプリンターの様なものでカバーできる様になってきているのです。

生産性に影響を与える要素が、良い品質を作る事だけではなく、如何にトータルで安く作れ、高く売れか、と如何に差別化できるか等の知恵を出す事に移ってきているのです。

この事を理解しないと、なぜ、品質が良いのに売れないのか、となると思います。


この様な事は、御社なら当然分かっている事です。

しかし、私たちの習慣は、自ら論理を解き明かし解決する習慣ではないので、私たちコンサルタントも、生産性が長期間低迷している理由を明確に分からないのかも知れません。

これでは、効果ある手は打てないのではないでしょうか。

又どうしたら、私たちの習慣を変えて、私たちが知恵を出せる様になるかが分からないので、生産性の長期低迷を招いているのではないでしょうか。

クライアントが求める様に、具体的な知識だけでは、できる様にはなりますが、生産性を上げる為の知恵が出せる様にならないので、生産性を長期間上げられないのです。

すぐに結果を出せる訳ではありませんが、私にはこの解決策があります。

その方法が、業務やビジネスを追求して考える事で、洞察できる様にして、知恵を出す事で生産性などを上げて行く方法です。

業務やビジネスを追求する様に考える為に、業務やビジネスの中で質問を多用する事で業務やビジネスを洞察できる様にして知恵を出そう、と言う提案です。

「悪しき習慣が多く残る理由」

なぜ、日本には悪しき習慣が多く残るのか?この原因を追究して得た答えは、私たちの習慣は、問題の原因を追究しない問題解決法であるので、現在の世界の情勢を理解できない事が、昔の習慣を多く残す理由です。

なぜ、世界情勢を理解できないのか?これは、私たちの習慣的な見方捉え方考え方が、影響しています。

欧米の生産性の高い国と比較すると分かるのですが、私たちの習慣的な見方捉え方考え方が、浅く狭い事です。

私たちの習慣的な見方捉え方は、目に見える表面的な違いや差を見分ける見方をしていて、目に見えないものは、見ないだけでなく物事の背後にある原因や本質等を、追求して考える事をしない考え方をしています。

世界の情勢は、見ようとして見なければ見える様にはなりません。

私たちは、表面的な変化や差を見ている訳ですから、徐々に変わるものは捉え難い捉え方をしている事と、物事の背後にあるものを追求しないのですから、なぜ、格差をなくさなければいけないかその理由を理解できません。

例えば、仕事上の男女格差で説明すると、今の仕事で男女格差が必要か?と問えば、昔ほど、必要なくなっただけでなく、男女は同数いますので、市場としても差はなく、昔の様に、明らかにある男女の体力の差を必要とする仕事も、今は殆どなくなってきています。

仕事上、男女を分けて考える理由がなくなってきているので、男女格差はなくすべきなのです。

この理由を、私たちは本質を考えない習慣であるので、理解できない事が、悪しき習慣が多く残る理由です。

私たちコンサルタントも、クライアントが本質を理解し行動できる様に、説明していないのではないでしょうか。

本質や原因を追究して考える事の重要さを、私たちの習慣的な捉え方考え方では、理解し難いのかも知れません。

それでコンサルタントも、クライアントが好まないので、しっかり基礎を説明していないのではないでしょうか。

私たちコンサルタントも、日本の習慣に惑わされているのかも知れません。

今では、世界トップクラスの男女格差がない国であるスウェーデンでも、50年前までは、日本に負けないくらい男女格差があったそうです。

しかし、スウェーデンは、男女格差は必要ない事を、本質を通して理解できたので、今は殆ど格差がない国になったのです。

いかがでしょうか。
私は、私の提案が絶対正しいとは思っていません。

しかし、30年間も低成長である事は事実です。

しかもこの間私たちは、努力をして色々な新しい事をしてきました。

30年間も低成長である事には、何らかの理由がある、と思うのは当然の事だと思います。

なぜなら、欧米の様に、この間成長し続けて、私たちより高い生産性の国が現存するからです。

私が長年かけて試行錯誤の上に考え出した生産性向上策と言うより、私たちが賢くなろう!と言う目標に向かい努力すれば、欧米並みの生産性になれ、男女格差等悪しき習慣もなくなり、豊かな生活が送れる様になります。

現在の日本の様に、30年経っても低成長の理由も分からないし、是正もできないのでは、今後も愚かな習慣を続けて、ストレスの多い、一生懸命働いても豊かになって行かない生活を送る事になります。

私の提案は、とにかく試してみよう!と言う価値は、あるのではないでしょうか。

ご興味があるようでしたら、納得のゆく説明を行いますので、tresor@eagle.con.ne.jp までご連絡ください。

又はこのHPの、お問い合わせ、からご連絡ください。

又、ご興味あるようでしたら、私が今に至るまで考えた事を、このHPに記してありますので、トップページからご覧になってください。

その他にも、コンサルタント向けの、別の説明の仕方をした説明もしていますので、ここ、からご覧ください。