本文へスキップ

MIアイデア発想塾は、質問の力を使い、バランス・スコアカード、インストラクショナルデザイン、アクションラーニングを導入し、企業力を強化する組織です。    

質問力とは

質問する事で得られるもの

「質問力を広めたい理由」

当組織では、質問する事で得られる効果を質問力と表し、私たちが質問力を身につけて、賢い成長できる企業を作って頂きたいと、普及活動を行う事にしました。

あまり馴染みのない質問力を、なぜ、普及広めようと思ったか、理由を書いてみます。

当組織では、このHPの他の所でも書いている様に、他の所ではあまり行わない、発想力や米国のビジネスツールなど役立つ、スキルを得る方法を薦めています。

このHPで一貫して書いている、私たちに一番必要な洞察力に、大きく影響を与えるのが質問する事であるので、質問力とは、どう言うものかを説明します。

私たちが普段行っている、知識を得る事を重視した問題解決法と、なぜ、どうして?と物事に質問をする事を通して得られる洞察力を培う事で、問題解決を図るのと、どう違うのか、から説明します。

上図が、私たちが行っている方法で、バランス・スコアーカードなどを作る場合の図です。

バランス・スコアーカードやその他の米国発のビジネス手法は、業務やビジネスの洞察がないと、上手く導入できない事が起きます。その為、私たちがバランス・スコアーカード等のビジネス手法を導入する際、期待した結果を出せない事が起きてしまう事になります。

下図が、質問を多くする事で得られる洞察力を得られた場合の、バランス・スコアーカードなどを作る図です。

この図で分かる通り、人、物事に質問する事が、従業員や業務、ビジネスの広く深い理解に繋がり、これらの原因や本質をあぶりだし、システム思考ができる様になるので、バランス・スコアーカードを始めとしたビジネス手法導入で、結果が出せる様になります。

ここでは、他所で説明するより、質問する事で得られるものに焦点を当てています。質問の事を詳しく説明すると、上図の様にえられると思います。

これから詳しく質問力の説明を行って行きますが、質問力には、私たちが考える以上の効果があり、洞察力を培う効果は質問力の一部で、質問力を戦略として使えるだけの多くのメリットがあります。

「質問力とは」

質問力とは、人が他人に、自分に、物事に疑問に思う事を質問する事で、会話や意見交換では得られないもの、質問を通してでなければできない事を、得られる様にする力を言います。

質問を受けると私たちは、どう反応するであろうか?
私たちは、質問に合った自分に持っているものを反射的に、相手に答えてしまうのではないだろうか。
自分が意識していない事も、答えてしまう事も、あると思います。

この応答反応は、人間関係ができていれば、強い、人間の反応です。

又、私たちは、質問に左右されて、無意識のうちに、答えを探して答えます。

専門家は、相手の思考を変える力が、質問にはある、と言います。

これを利用して、相手を、質問者の意向に沿う様に、仕向ける事が可能になります。

この言葉を理解すると、今後説明する事が理解し易くなると思います。
その言葉とは、思考の焦点は、質問によって決まる。思考の焦点がどこにあるかによって、あなたの態度が決まる。思考を変えたいなら、質問を変えればよい、と言う言葉です。

私たちは、相手に質問する事によって、相手の思考を変える事ができ、相手の思考を変える事で、相手の態度まで変えてしまう事ができる、と言う事です。

人が考えない様な質問をすれば、質問をされた普通の人でも、人が考えない様な答えを返す、と言う事で、普通の人でもユニークな事を答えられ自分のものにできるのが質問力と、言う事だと思います。

反省する自問でも、物事を追求する自問でも、より深く考える効果はあります。追求する気持ちで、自問するからです。

例えば、目的が曖昧になっているものがある場合、この目的は何か?と自問すれば、自分の中で自然と目的がはっきりしてくる経験はありませんか。

目的が、はっきりしてくると思います。自問でも、効果がある、と言う事だと思います。

「質問する事で得られる9つの効果」

上記した事から、質問する事で得られる効果は9つあります。

@答えを引き出す A 思考力を鍛える B 貴重な情報を引き寄せる C 状況をコントロールする D 人の心を開く E 聞く力を向上させる F 人をその気にさせる G 自分を向上させる H 洞察力をつけられる の9つです。

一つひとつを詳しく説明すると

@ 答えを引き出すは、質問された人の反応を見て頂ければ分かる通り、心の奥底にある意識していないニーズなどまで答えを引き出す力が、質問にはあります。

A 思考力を鍛えるは、質問を受けると私たちは、考えて答える事が多いと思います。質問されなければ考えないことまで、質問を受けると考えます。

B 貴重な情報を引き出せるは、@と同様に、相手の本心などまでも引き出す事ができるのが質問です。

C 状況をコントロールするは、例えばグループ全員に向って1つの質問をすれば、グループ全員が、質問に合った答えを探します。グループを1つの質問でコントロールできる訳です。
営業が顧客にする質問は、顧客の本音を聞き出し、本音に沿ったこちらが有利になる答えを返し、又質問し、こちらの意向に向かわせる事をします。
質問を通して本音を引き出し対処する事で、顧客をコントロールした事に結果的にはなります。

D 人の心を開くは、質問で相手の本音を引き出し、本音に賛同すれば、相手は心を開く様になる、と言う様な事です。

E 聞く力を向上させるは、質問して、その答えをよく聞かないと、相手は質問自体を疑うかも知れません。
効果的な質問する事には、答えをよく聞く事が条件になっていますので、相手の言う事を良く聞く様になります。

F 人をその気にさせるは、Cで説明した顧客に質問して、顧客の気持ちを開かせ本音を引き出し、本音に賛同して、商品を買う気持ちにさせる事などで、説明できるのではないでしょうか。

G 自分を向上させるは、自分が成長できる様な質問を自分にすれば、考える様になり、自分の行動を改める事ができ、成長して行けます。
成功している人は、自問を良くして自分を成長させている人が、殆どです。

H 洞察力をつけられるは、社会で起きている事、事実としてあるものには、必ずその原因や支えている背景があります。
その原因や背景に対し質問、自問をすれば、その原因や背景を、考え解明理解できる様になり、物事を洞察する力が付いてきます。
多くのアイデアを出している人は、好奇心が多い人が非常に多いです。
好奇心の多い人がやっている事は、起きている事、現在あるものに、なぜだろう、どうしてなの?と質問をし、起きている事、現在あるものの原因や本質、背景を考え解明理解しています。
この土台、洞察力から付加価値あるアイデアを生み出しています。

質問する事には、上記した様な色々な効果があります。この力を戦略的に使って、企業を成長させよう、と言うのが当組織の考えです。

「9つの効果を戦略として使えるのではないか?」

私たちは、意識をしていませんが、私たちは四六時中質問を行っています。今日これをやったら次はこれだ、と言う様に日常の行動は、選択の連続ですから、その都度自分に質問をして決めている訳です。

しかし、これらの質問、自問は、無意識に行っているので、制御する事ができず、同じ質問を繰り返えす事が多くなり、質問力の効果を発揮する事はできません。

当組織が提案したい事は、今まで無意識に任せていた質問力を、意識して鍛え、戦略的に利用して行こうと、言う事です。

意識して質問力を使えば、上記の様に非常に大きな効果を得られます。

質問力を発揮する為には、質問する事を習慣化する事が必要になりますので、質問は他人の事を聞き出したり、自分の事、物事を考えたりするので、他人、自分、物事の理解がどんどん進み、行う事がどんどん高度化でき、質問力を使わなければできない、高度な事をできる様になります。

例えば、相手をより理解した手が打てる、自己を高める、洞察力を得られる事等です。

例えば適切な質問が、できる様になった場合を考えてみます。

質問には、人の心を開かせ、人をその気にさせる効果がありますので、営業が顧客との会話に、顧客の気持ちを開く、状況を聞き出す様な、適切な質問をすれば、顧客は心を開き、状況を話してくれます。

聞き出したことを利用して、顧客の気持ちに寄り添う様に、こちらの言いたい事を通す事が可能になります。

顧客の気持ちに沿った形で、営業ができる訳です。

その他にも、質問力を使い得られる事は、多くあります。

次の説明へ