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MIアイデア発想塾は、質問の力を使い、バランス・スコアカード、インストラクショナルデザイン、アクションラーニングを導入し、企業力を強化する組織です。    

サイトマップ (発想力編)

付加価値を生み出す様な発想力を身につける方法を広めようと思った訳

今回新たに、私たちが出せるアイデアの1つ上のレベルのアイデアを出す方法を、追加しました。

比較的早く優れたアイデアを出す方法ですので、ご興味ある方は、優れたアイデアを出す為には、をご覧下さい。

このHPに書かれている、付加価値を生み出す発想力を、私たちが身につける方法を広めようと思った、当組織の考えを説明します。

本格的な発想力を広めようと考えるきっかけになった事は、バブルを起こせた原因を考え、バブルが弾けてからの失われた20年の原因を考え、現在なぜ、450兆円の内部留保があるのか、を考えている中で生まれました。

当組織が辿り着いた原因は、世界に誇れる日本のもの作りがバブルを生み、グローバル化やIT化の進展に対する私たち日本人が洞察できない事が、失われた20年を生み、現在の技術やグローバルビジネスを洞察できない事が、450兆円の内部留保を生んだ原因ではないか、と考える様になりました。

私たちには、はっきり観えているもの作りと、殆ど観えていないグローバルビジネスの洞察やIT化の影響がある事に、気づいたのです。

そこで当組織が考え出した答えが、洞察力を培う事を基礎にした、新たな付加価値を生み出す発想力を、私たち日本人が身につける事です。

このHPの他の所を観て頂ければお分かり頂けますが、私たちの物事の観方には、観えていない死角があり、その観えていない死角が失われた20年を生んで、450兆円の内部留保を生んでいる、と仮説がたてられます。

この死角を補うのが、このHPの目的であり、洞察力を培い、付加価値を生み出す発想力を身につける事です。

この気づきを得られたのは、バブルの頃までは、米国を凌駕出来たのに、バブルが弾けてからは、米国に突き放される原因を考えている時です。

米国は、世界中から優秀な人材を集め、世界最先端のビジネス手法を、取り入れてビジネスを行っている国です。例えば、ビジョン経営等です。

米国の情報を得る中で気づいた事は、私たちは、もの作りと言う米国に負けないものがあるのに、ビジネスでは負けてしまう事です。

このギャップはどこから生まれるかを考える中で、グローバルビジネスに対する洞察とIT技術に対する洞察の差が、このギャップを生んでいる事に気づきました。

先ほどのビジョン経営でも、何のためにビジョン経営を行うか、を問うと、一人ひとりの社員の能力を引き出す為だ、と気づきますが、私たちのビジョン経営は、米国で行っている事の真似である場合が多く、アマゾンの様な、真の意味でのビジョン経営にはなっていない場合が多いです。


米国の優秀な企業は、グローバル化、IT化の進展の中で、企業が利益を出す為には何をすればよいか、の洞察があり、経営を行っています。

翻って日本企業は、もの作り力だけに頼り、グローバル化、IT化の進展の中で何をすればよいかの洞察を培わなかった為、手が打てなかったのではないでしょうか。

これから益々情報化は進みます。世界中に情報が行きかう時代には、情報や知識は平等に入る時代になってきています。

そうすると、どこで差別化を行うかと言うと、情報や知識に対する洞察がどこまで出来るか、は重要な事となります。私たちにも、物事に対する洞察力が必要な時代に入ったのです。

私たちには、失われた20年を生み出す様な死角があります。その死角を当組織では、洞察力と付加価値を生み出す発想力と捉え、このHPで少しでも身につけて頂ければ、幸いと思います。

このHPでは、What思考、Why思考と言う言葉が、多く出てきます。

詳細は、Why思考とは、を見て頂ければ分かすのですが、Why思考を年中心がけて行わないと、ここで問題にしている、洞察力はついてきません。

その原因は、私たちの文化が、What思考で組み立てられているからです。

What思考とWhy思考では、対極的な物事の捉え方をしますので、What思考を続けていても、付加価値を生み出す発想力の基になる洞察力は、付いてきません。

発想力は、私たちが持つ能力であり、鍛えられます

ハーバード大のイノベーションの世界的権威クレイトン・クリステンセン教授は、創造力、発想力は、生まれよりも育ちだ、との結論を出し、発想力は、鍛えられるとの結論を示しています。

当組織の研究でも、発想力のある人達を研究した結果、同様の結果を得ています。

私たちの文化や教育や社会システムが、発想力を発揮出来る様な物事の捉え方、Why思考をしていないので、私たちは、発想力を発揮できないのです。

発想力を発揮出来る様な捉え方、Why思考に変えれ、関連付けを常に意識すれば、発想力を発揮する事ができます。

発想力とはどういうものか?をよく理解し、鍛えれば、私たちでも、付加価値を生み出す様な発想力を、発揮する事ができます。

付加価値を生み出す様な発想力とは、既存要素の新しい組み合わせを考えた時生まれる事を理解し、既存要素をよく理解する取り組みWhy思考をする事と、組み合わせを考える為の関連づける力を培えば、発想力を発揮できます。

どういう方法で身につけるかは、発想力とは、をよく理解し、発想力を身につける方法は、をご覧いただければ、お分かり頂けます。


サイトマップ(発想力とは編)

上図を見て、発想力とはを中心にして→方向に読み進めて頂ければ、発想力とは、どういうもので、どうすればよいか、が分かります。

行う事は簡単ですが、身につける事が困難なものが発想力である事を理解し、身につける意志をしっかり持って、取り組んで頂きたい習慣づけの訓練です。

この取り組みは、洞察力を培いますので、徐々にですがスキルが上がって行き、長く取り組んでいると、非常にレベルの高い事が出来る取り組みです。

その上、その人に合わせたレベルから始められますので、誰でも取り組め、最初から違う視点、Why思考の視点で観ますので、早期に今までとは違う結果が出せる取り組みです。

私たちは、発想力とは縁遠い、What思考の環境で育ちましたので、ここで行うこと、例えば、Why思考を習慣化する事などを、理解し難い部分があります。

しかし、Why思考を続けて行う事で、自らの気づきがある取り組みになって行きます。

経験をしなければ理解できない、取り組みなので、とにかく取り組んで続ける事が重要です

なぜ、高度な事がWhy思考の繰り返しで出来るかと言うと、Why思考を続ける事で、業務やビジネスを深く広く、根本的な事を追求し理解するからです。

この理解が基礎となり、基礎になる洞察力は、発想力の基礎になるだけでなく、御社の業務や関連事項を広く深く掘り下げて解明してゆく為、難題を解決する基礎にもなってゆきます。

ちょうど、一流スポーツ選手が、基礎体力の重要さを理解し、基礎体力をつける訓練を行う事と同じです。

なぜ、どうして?の効果は、経験してみなければ分かりません。洞察力が付いてくると、霧が晴れるように、いろいろな物事の理解が進み、自ずと問題発見、解決が出来るようになる方法です。

この方法が一番、高いレベルの発想力を、身につける事が出来る方法です。