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習慣化サポート

どうしたら習慣化するまで意識を持続させられるか

私たちは、考える習慣や意識を変える事が苦手な方は多い、と思います。

考え方を変えるとか、新しい考え方を取り入れる時に私たちは、変るまで意識を持ち続ける必要が出てきます。>br>
その時に必要になる、どう意識を持ち続ければ、意識改革や考えを変える事が出来るか、変える意識を持ち続ける方法を、ここでは説明します。

意志力持続方法は、ここに書かれている以外たくさんあります。興味がある方は、探したり、自分で作ってしまう方法もあります。

「変えると言う意志が必要」

意識改革や考えを変える為に必要な事は、変えると言う、意志を持つ事が必要です。
意識改革を行うには、継続して意識を持ち続ける必要があります。

私たち人間が意識を変える、考え方を変えるには、慣れるまで2,3カ月、身につけるまで6カ月程度はかかる、と言われています。
6カ月程継続できれば、自然に習慣化され、身についてきます。

習慣化できるまで、行わなければならない事はなんでしょうか。

最初に必要な事は、変える意志を強く持つ事です。

強く持つ為のコツは、好きになる、興味を持つ事と、高いレベルの未来を想像し、高い意識を持つ努力をする事等があります。


「動機づけが必要」

意識を持ち続ける為の、動機づけを行います。動機づけに、金銭を用いてはいけません。

金銭は、意識を持つ目的を、金銭に移してしまう効果があり、目的が金銭に移ってしまい、よい意識を持つ事や、よい考えを生み出す事ができ難くなります。

自分が認められたいと思う気持ちを持つ事は、意志を持つのに役立つ動機です。

人の役に立ちたいもよい動機になります。

賞賛されたいでも、優越感を持ちたいでも動機はいろいろありますので、しっかりした動機を持ち、意識を変える、考え方を変える事を行えば、壁にあたった時に、動機を思い出せば、変える意識を持ち続け易くなります。


「意識を戻すきっかけを作る」

次は、動機や目的を思い出すきっかけになる物を作り、それを目に見える所においておく方法です。
壁に目標を書いておくとか、意識が他に移りかけたら、意識を戻す行動を決めておくとかを、作っておく事です。


「持続を邪魔するものを取り除く」

次は、意識を持ち続ける邪魔をする原因を取り除く事です。邪魔をするものにはストレスや誘惑等があります。

ストレスでいつも気持ちが、感情に行っている事を取り除く為、気分転換等のストレス解消に取り組むとか、ストレスを発生させる原因を突き止めて、対策を打つ、とかします。

ストレスを抱えている人の殆どが、なぜ、ストレスが生まれるかが分からない状態でいます。
アドラー心理学を理解するとか、人の感情はどうして生まれるのか等の知識を得ることで、多少は、気持ちは楽になります。

レジリエンスと言う形で、意志力を維持する方法もあります。ここでの詳細は、省きます

ストレスがひどい場合は、自己制御が出来ない状態なので、専門家に観て貰う事を薦めます。

誘惑に対処するには、自分の弱点を知ったり、将来をリアルに想像する事で、意志力を強くする方法等があります。


「意志力を強くする」

次が、意志力を強める努力をすることです。

ストレスは自分の思考が作り出している事を理解する。誘惑に負けない為に自制心を強くする。
意志を維持する為に、将来の自分を思い描く事等で、意志力を強くする事ができます。


「自己効力感を培う」

次に、自己効力感を強める事です。

業務の中で、簡単に出来そうな事を選び、例えば、好きな業務を選び、その業務をよくするごとに、少しずつ難度を上げて行き、徐々に目的とする業務の改革を出来る様に、自信を強めて行く事で自己効力感を強める方法です。

自己効力感を強めることで、発想力を身につける、しっかりした意志を持てるようになる事が目的です。


「メタ認知を培う」

最後に、最も困難ですが、最も効果のある方法、メタ認知をできる様にする事です。

メタ認知とは、自分を認識できる自分を作る事で、考える事で、瞑想などを行う事で持てるようになります。

静かな所で目を閉じ、自分が何を考えているかを観る自分を、頭の上に意識する事を何回も繰り返す事でも、メタ認知を持ち易くなります。

メタ認知は、自分が何を考え、どう行動しているかを認識できるもう一人の自分を頭の中で作る作業で、前頭前野が関係する様です。難易度が高く、考える事に熟達する必要があります。

メタ認知が出来るようになると、自分の観方、考えている事、行っている事が、もう一人の自分が分かる様になるので、ストレスを起こす原因が分かったり、自分の考えと、他人の考えが違う事が理解できたり、自分の長所、短所が認識でき、自分の考え、行動が賢くなってきます。

その他にも、自分の観方が他人と違う事が分かるようになると、視点の意識と言う、物事の観方が理解できるようになり、気づきが増え、物事の理解力が増してきて、発想力の基礎を築く事が出来るようになります。

視点の意識が持てるようになれば、物事は観方によって違う様に見える事が理解できるので、意識を変える事は観方を変える事である事が理解でき、観方、捉え方が変われば、意識が変った事も分かる様になります。

意志力維持の観点から言うと、自分の気持ちがコントロールできますので、ストレスも減り、誘惑にも強くなり、今何を考えているかも分かる為、意志力を維持、管理ができます。