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MIアイデア発想塾は、生産性を上げる為に、質問力、バランス・スコアカード、インストラクショナルデザイン等を知恵ある方法で賢く使い、企業力を強化する組織です。

生産性を上げるとは

どう言う方法で知恵をつけるか?

前説知識ではなく知恵ではで、私たちには、知識はあるが知恵がない事を説明しました。

私たちは、知恵が出せない見方考え方捉え方をしている、と説明しました。

では、私たちがどうすれば、私たちでも知恵がつけられるのか?これを知り、知恵をつける行動ができる様にしなければなりません。

これから、私たちでもできる、知恵をつける方法を説明して行きますが、この問題の一番重要な事は、知恵をつける方法を知っただけでは、知恵はつかない事です。

私たちの習慣は、多くの知識を得る事で色々な問題を解決して行こう、と言う記憶する事で問題を解決する方法です。

私たちの習慣としている知識重視の問題解決法では、知恵をつける問題は解決でききません。

繰り返すようですが、実際に考える事を多くして行かなければ、知恵は絶対つきません。

一連の説明で度々出てくると思うのですが、知恵を直接教える事はできません。

知恵がつく方法を覚え、自ら知恵がつく方法を実践して行く事で、始めて知恵がついてきます。

知恵がつく行動を実践しなければ、知恵をつける事はできません。

私たちの習慣は、知る事で問題解決を図る方法である為、当組織が考えた知恵をつける方法を覚えただけで、知恵がついたと錯覚してしまう事が起き易いので、あえて知恵をつける事に関しては、知る=できる、ではない事を強調しておきたいと思います。

私たちが、なかなか知恵がつかないのは、追求して物事を考えないので、こう言う本質的な事を理解できないからではないかと思います。

「知恵をつける為には、考える習慣化が必要になる」

私たちの習慣的な問題解決法では、知恵がつかない事は説明しました。

とすると、知恵をつける為には、習慣を変えなければならない事は分かります。

しかし私たちは、習慣を変える事が苦手です。

なぜ、習慣を変えられないのか?私たちは、日常を無意識に行動している事が多く、意識を持ち続け考え方を変える様な事は殆ど行わないからです。

習慣を変える為に必要になる事は、習慣を変えると言う意識を、習慣化できるまで持ち続ける必要があります。

この意識を持ち続ける事が、余程の事がないと、私たちはできません。

IT技術の普及で世の中が大きく変化しました。

私たち自身もIT技術の変化に対応できる様に変わらなければならないのですが、なかなか変える事ができません。

変える事ができない理由は、私たちが自分の意識をコントロールできないからです。

目的を達成するまでの意識を、習慣化できるまで持ち続ける事ができないからです。

そうすると現在の私たちでもできる、意識を持ち続けて、知恵が出せる方法を考え出さなければなりません。

「私たちが、生産性を上げる為には、どんな意識が必要か?」

私たちが意識を持ち続けられるものはどう言いうものか?興味を持てるものです。

私たちが興味を持てれば、習慣化できるまで意識を持ち続けられます。

続ける動機になる興味と言っても色々あります。

普通動機を作れと言うと、企業が社員をバックアップする様な報酬を与えるとか、賞賛するとかが多いです。

これも動機にはなりますが、考える事を多くして知恵をつけると言う様な、レベルの高い習慣化は、金銭はあまり役に立たちません。

なぜなら、マズローの5段階で言えば、金銭は良くて3段階目の社会的欲求を満足させるものである事に対し、知恵を出すは、5段階目の自己実現欲求を満足させるものであるので、欲求としてのレベルか違う為、ここに、成長欲求と欠乏欲求の差が出てきてしまうからです。

金銭を動機にすると、金銭ばかりに興味が行き、よく考えなくなってしまうからです。考えなくなってしまえば、本末転倒です。

自分が良くなりたいと言う自己実現欲求は、高い意志、例えば社会を変えたいとか、私たちの生活を良くしたいと言う様な欲求で、高い志みたいなものを持つと生まれてきます。

これから行おうとしている、私たちの生産性を上げて生活をよくしようと言う欲求も、自己実現欲求ではないかと思います。

知恵とは、例えば人間関係で言えば、Win-Winの人間関係を作る、と言う様にお互いがよくなる様な考え方です。

これは、ストレスを多く抱え、生活がギリギリで無意識に生産活動をしていたのでは、自己実現欲求は持てません。

知恵をつける行為は、優れた人を作る行為にもなるものです。

知恵をつける事を推奨する様な企業は、企業自身が理想に近づこうと努力をしている企業であるので、社員1人ひとりの能力を生かす事も考えてくれる可能性は高いです。

私たちが知恵をつける為に行う事を、バックアップできる知恵を出してくれ可能性は高いと思います。

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