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MIアイデア発想塾は、生産性を上げる為に、質問力、バランス・スコアカード、インストラクショナルデザイン等を知恵ある方法で賢く使い、企業力を強化する組織です。

生産性を上げるとは

質問を多くする事で生まれる効果

当組織では、企業活動の中に、質問を多用する事で生産性を上げて行く方法を提案しています。

提案のカギになる事が、質問を業務やビジネスの中で多用する事です。

質問を多用するとなぜ、人物事の解明理解が進み、生産性を上げる事ができるのかを説明します。質問を多用する事の効果です。

質問する事により生まれる効果の代表的なものは、質問を受けると私たちは、会話や意見などより、より深く考える様になる事と、相手をよく理解できる様になるので、コミュニケーションを取る事が上手くなる事です。

質問を誰にするか、どの状況でするかで、4つに分けて質問効果を検証します。

組織の中に質問を多用する効果、上司が部下に質問を多用する効果、同僚同士で質問を多用する効果、営業やステークフォルダーとの間で質問を多用する効果の4パターンで説明します。

「業務の中で質問を多用する効果」

・メンバー間がお互いをよく理解できコミュニケーションが良くなり業務の理解を深められる
・組織として、高度な問題を解決できる様になる
・組織メンバー各自が曖昧さを取り除き、目標を明確にする事ができ、より自分を理解する様になる
・メンバー各自が広く深く考える様になる
・問題を、多角的に見られ、革新的な問題解決ができる
・物事を追求して考える様になる ・メタ認知能力、視点の意識を持てる様になる
・リーダーシップを学ぶ事ができる ・権力格差を少なくできる
・1人のリーダーが統率する形でない、結束力の強いグループ、組織を作れる

「上司が部下にする質問効果」

・尊重している、大切にしている、と上司が部下に思わせる事ができ、部下が上司の言う事をよく聞くようになる
・上司も部下も考える様になる ・感情も含めて、部下の状態を正確に把握できる様になる
・部下の状況を正確に把握できるので、部下の要望に沿った質問をして、上司の意向に沿った部下の答えを引き出せば、上の命令ではなく、部下自ら考えた結果にする事ができる
・上司が質問するので、上司が部下の答えをよく聞く様になり、より良いコミュニケーションが取れる様になる
・権限委譲がし易くなる ・曖昧さを取り除ける

「同僚同士の質問多用効果」

・お互いの理解が深まり、コミュニケーションが密になる ・お互いによく考える様になる
・見方の違いを認識できる様になる ・お互いの話をよく聞く様になる
・お互いの話が明確になる・お互いの説得力が増す ・各個人の実力差が明確になる 

「営業やステークフォルダーとの間で質問を多用する効果」

・相手を良く理解できる様になり、次の手が打ちやすくなる ・相手をより説得できる
・相手の意に沿ったビジネスができる ・相手に信頼される
・相手に考えさせ、こちらの意に沿う様にできる
・相手をコントロールしたビジネスができる(Win-Winの) ・曖昧さを取り除ける

上記した様に企業内に質問を多用する様になると、私たちには想像もできないほどのメリットが生まれる事が理解頂けたのではないでしょうか。

質問するとは、普通の会話や意見交換とは違い、質問する側もされる側も、特別なコミュニケーション手段になる事がご理解頂けるのではないでしょうか。

ここに挙げた事は、対人関係の質問メリットですが、質問には、自分にする自問や物事に疑問を持つ自問があります。

質問を考える事自体は同じで、質問先が、他人になるか、自分になるか、物事になるかの違いで、質問する効果、より深く考え反射的に答える効果は同じです。

次に、自分にする質問、自問の効果を挙げてみます。

「自分に向ってするする自問」

私たちが無意識の行っている反省するは、自分にしている質問と捉えられます。
自問はそれだけでなく、メタ認知能力を高めると、自分を俯瞰的に見られる様になるので、意識して自分に質問する事ができる様になります。
日常的な事で言えば、意識して目的は何か?と自分に問い掛ければ、自分の中で行う事が明確でない場合、この問いかけで目的が明確になります。
メタ認知能力を培えば、意識的に自分への質問を扱う事ができ、自分にする自問や物事にする自問も意識して行える様になるので、自分と物事の理解が格段にできる様になり、自分に多くにメリットをもたらします。
・反省する事が自問効果の代表例で、自分の欠点を直す事や自分の成長促す効果があります。
自問を自分の将来に向ければ、夢に向かい行動できる様になる
・自分の考えや目的を明確にできる・メタ認知能力が培われる
・自分の意志をコントロールでき、自分の進みたい方向に、力を結集できる

「物事に疑問を持つ自問効果とは」

・物事への自問効果とは、世の中にあるものや起きている事に、なぜ、どうして?と考える、クリティカルシンキングができるか否かを言います。
好奇心がクリティカルシンキングを生み出す原動力になる場合が多いのですが、世の中にあるものや起きている事には、必ず原因や関係性があり、現存するものや起きている事の背後等を探る様に知る行為を言います。
世の中にあるもの、起きている事の背後である原因や意図、関係性やコンテキストを理解する為に、なぜ、どうして?と問い掛ける事で、私たちは考え解明し、理解が生まれてきます。
・物事への自問を続けていると、物事の背後にあるものを理解できる様になり、この知識が積み重なってくると、物事の判断がつくようになってきます。
又原因や本質の様な、背後に隠れているものも見えてきて、世の中にあるものや起きる事の判断が、適切で効率的効果的な賢い判断ができる様になります。
この判断力は知恵になり、物事を見通す力洞察力が基礎になる見方になる訳です。

「質問力を身につける事で得られるもの」

質問力を身につけると、身につけた人は、どんなスキルが身につくのか、説明します。

考える事が増える→追求する様に考える習慣がつく→物事の道理が理解できる様になる→物事の原因や本質も理解できる様になる→適切な判断ができる様になる→知恵がついてくる。

上記している様に、自分にする自問を多くしていると、自分を色々な角度で考える様になり、自分自身を俯瞰できる様になる、メタ認知能力を培う事ができます。

そこから生まれる効果は、メタ認知能力が培える→自分の意志をコントロールできる→自分の進みたい方向に力を集中できる→今までより大きな成果を上げる事ができる。

別な角度からメタ認知能力を捉えると→視点の意識が培われる→色々な見方考え方ができる→バランスの取れた問題解決法が取れたり見方ができたりできる→よいアイデアが出せる。

これらの他に、相手をよく理解できる→よいコミュニケーションを築ける→相手の意に沿った事ができる事や、相手の理解力がアップする→次の手が打ち易くなる→成果を出し易くなる。

質問の内容に合った答えを相手が返す→相手の抵抗なしに意に沿って相手をコントロールできる。

相手と自分がよく考える様になる。相手が持っている知識を探る様に考えさせることができる。

自分にする質問自問効果は、自分の事をより理解できる様になる→メタ認知能力を培える→自分の欠点を修正できる。自分を成長させ、成長スピードを速められる。

自分が物事にする自問効果は、物事の裏側を理解できる様になる→物事の原因や本質を理解できる様になる→洞察力を培える→物事の判断力が増す→知恵ある判断ができる。

組織で、グループで質問力を身につける効果は、他人と自分の違いを認識できる。

メタ認知能力を培える。多様性ある見方考え方ができる。物事の本質や原因を1人で考えるより優れた理解ができる。

より優れた問題解決ができる。お互いが学び合う雰囲気が作り易く、質問力を身につけ易くなる。より深い質問力がつく様になる。

質問自体が、相手や自分をより深く考えさせることができる。人や自分、物事を、本質的な事を含めよく理解できる様になる。
これが、賢い判断に繋がり、知恵ある行動になって行く。

質問力の力が、どう言うものか、どう言う効果があるのかが、ご理解頂けたのではないでしょうか。

質問を業務やビジネスの中で多用して行く事を俯瞰してみると、社員の業務やビジネスに対する理解が深まり、結束力ある組織を作れ、社員1人ひとりの能力がアップしてくる、組織として高度な問題解決ができる様になるなど、組織力が大きくアップして行けます。

質問を多用する方法は他のどんな方法より、大幅に組織力をアップする事ができます。

それは、質問するとは、お互いがより深く考える様になり、他人だけでなく、自分や物事の背後をより理解できる様になるので、私たちの能力を大きく引き上げてくれる手段であり、コミュニケーション手段だからです。

質問力を身につければ、質問する事で生まれる多くの効果やメリットを手に入れる事ができるからです。

他の方法で、これだけ多くの効果やメリットを得られる方法は、ないと思います。

私たちは、質問する習慣がありませんので、この事に気づかないのです。