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MIアイデア発想塾は、生産性を上げる為に、質問力、バランス・スコアカード、インストラクショナルデザイン等を知恵ある方法で賢く使い、企業力を強化する組織です。

生産性を上げるとは

生産性を上げるとは、で出てくる言葉の説明

生産性を上げるとは、の説明の中には、あまり使われない説明が多々出てきます。
ここでは、以下の言葉の説明を行います。

人物事を追求する様に考えるとは 知恵とはなにか? 私たちが知恵を出せない理由
メタ認知能力を培うには 俯瞰視し、システム思考をする為には 工夫改善ができるのに、なぜ付加価値を生み出す発想ができないのか?

「人物事を追求する様に考えるとは?物事の論理を自ら解き明かすとは?」

私は、知恵をつける為に、人物事を洞察できる様にする為に、人物事を追求する様に考える必要がある、と説明しています。

この人物事を、追求する様に考えるとは、具体的には、何をすればよいかを説明します。

追求する様に考えるとは、自ら物事の論理を解き明かす事で、具体的には、私たちがなぜ、どうして?と物事に疑問を持つと、私たちは、これこれこう言う事が起きるのは、これが○○の関係があるからだと言う様に、根拠から結論を考え出す為に、根拠の論理を解明する事を言います。

私たちには、人物事を追求する様に考える習慣がないので、どう言う事を言っているのか、理解し難いのではないでしょうか。

人物事を追求する様に考えるとは、分かり易く言うと、解明できない事があってもあきらめず、意識を残して問い続ける事で、根拠の論理を見つけ出す事を言います。

物事の論理を追求して考え、解明理解できるまで問い続け、解明理解する事です。

好奇心の旺盛な人が行っている事です。

現実的には、疑問が生まれて考えてみたが、答えが見つからなかった場合私たちは、答えとなりそうな他の知識を探すか、人に聞くかします。

それでも分からない場合は、あきらめてしまい、分からない事を意識しなくなり忘れてしまいます。

私たちは、追求する様に考えて、答えを探す事をしません。

追求する様に考えられる人は、分からない事をこうではないか?と仮説を立てて意識を残し、答えを保留したままにします。

又は、仮説も立てられない程全く分からない事は、分からないと言う事を意識として残しておきます。

この状態でいると、分からない事の答えと思うものが現れると、これは、分からない事の答えではないか、と言う勘が働き、改めて意識し直し、論理的に考えてつじつまが合えば、答えと分かるので、1つ物事の理解が進む訳です。

こうして、あきらめてしまうよりはるかに物事の解明理解が進みます。

人物事を追求する様に考える事と同義語である、論理筋道を追求して考える、を別に説明していますので、そちらもご覧いただければ、追求する様に考えるとは、どう言う事か、ご理解が深まるのではないでしょうか。

又この状態でいると、情報に敏感に反応するので、気づきや閃きが多くなります。

カラーバス効果をご存知であれば、理解し易いかもしれませんが、意識があれば、普段見えないものが見える様になる効果です。

こう言う方法で物事を見ていると、日常から色々な気づきが多くなってきます。

なぜなら、極端に言えば、生産活動や物事を色々な意識で見ているからで、気づきが増えて当たり前です。

具体的には、生産活動や日常の事1つひとつに疑問を持ち、なぜ、どうして?と問い続けて1つひとつ生産活動や物事を意識して考え続ける事で、1つひとつの論理筋道を解明理解して行く事です。

実際にこの意識で生産活動や物事を見ていると、現実のちょっとしたきっかけで、今まで考えた事もない事に気づく事があります。

私たちが、答えが出せない事を忘れ易いのは、私たちが関係性などの論理筋道で物事を捉えていなっからです。

関係性等論理筋道で物事を捉えていれば、何が答えられなかったかが、記憶に残り易く、答えも見つけ易いのです。

なぜなら、現実、事実は、関係性等論理筋道でできているからで、論理的に関係性等で物事を捉えていれば、現実事実を論理的な関係性等で見る様になり、見えている現実事実は論理筋道でできている事の方が多いので、ちょっとしたきっかけで気づく様になるからです。

追求する様に考えられる人は、解けていない問題がある事を、意識として残す事ができます。

この意識を残す事が、カラーバス効果になり、問題の答えと思われる事が現れると、これは答えではないかと言う勘が働き、論理的に考え解明理解して行くのです。

物事の論理筋道の理解はいっきに進む訳ではなく、1つの論理筋道の理解が次の疑問を呼ぶ様な、繋がりを段階的に経て進みますので、残す意識も、現在理解できている論理筋道に関係がある場合が多いので、この方法で徐々に物事の論理筋道の解明理解が進みます。

考える事を増やして行くと、物事を論理筋道で捉えられる様になります。

論理筋道で物事を捉えられる様になると、仮説構築力がついてきます。

質問から考えても答えが出ない場合に、以前これがこうだったから、この問題は、こうではないだろうか、と言う仮説が立てられる場合が増えてきます。

仮説を立てられれば、意識のどこかに残す事ができますので、答えと思う事が勘で感じられれば、論理思考をして答えが見つかります。

私たちは、よいと分かっていても意図的に物事をする事が少ない為に、意志を持ち続ける事が苦手です。

これを、どう乗り切るかを説明した、追求する様に考える習慣化に必要な事 と言う説明をしていますので、ご覧ください。

追求する様に考える効果は、今まで意識もしなかった事に意識を向ける効果もあるのではないでしょうか。

追求する様に考えていると、何か意識できないものがあるのではないか?と意識する気持ちが生まれるのです。

この意識を持てるから、記憶している知識や意識下では思いだせない無意識下の知識まで探る様に探す行為になり、普通考えたのでは気づかない事を、気づける様になるのではないでしょうか。

この見方に慣れてくると、人物事の解明理解が早く進むので興味が出てきて、更に追求する様に考える様になる、と言う好奇心も生まれ易いです。

この気づきや閃きは、一瞬で消えてしまう性質があるので、アイデアや知恵が出せる人は、メモを取る人が多いと思います。

メモを取って、忘れてしまう事を防いでいます。

物事を追求する様に考える事には、別な意味も含まれています。

なぜ、を何回も繰り返して原因や本質を突き留める事も追求する様に考える事です。

又、1つの疑問が解決されると、新たな疑問がまた生まれる事はよくある事です。

これを1つひとつ解き明かす事も、追求して考える事になります。

追求する様に考える事は、物事の解明理解だけではなく、自分に対しても効果があり、自分に対して省察的な考えを多くする等追求して考えているとメタ認知能力が身について、他人、自分、物事に対して色々な視点で見る事ができ、人が考え出せない様な事も考え出せる力がついてきます。

この思考態度が身につくと、深く考えると言う追求する様に考える効果が出てくるので、人として成長できるだけでなく、物事を広く深く理解できる様になり、物事を洞察できる様になってきます。

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「ビジネスで役立つ知恵とはなにか?」

私たちは、知恵を意識した事もない程、知恵とは縁遠い考え方捉え方をしています。

私たちが習慣にしている考え方や捉え方では、知恵はついて着ません。

知恵をつけたいなら、知恵がつく様な考え方をしなければならなりません。

私たちは、殆ど意識した事もない知恵ですから、問題が起きても、知恵を出そうとは思いません。

余程困った状態が長く続く事でも起きないと、知恵を出そうとは思わないのが、私たちと知恵の関係です。

当組織では、私たちに知恵のある事ができない事が、生産性と言う、生活に直結するものが、上げられないでいる理由との見解です。

その理由は、欧米の生産性の高い国と日本を比較して見ると分かってきます。

高度な知識や世界最先端の発見や技術開発は、欧米と私たちでは殆ど差はないと思います。

しかし、生産性に1.5倍の差があります。
この原因を探ってみると、私たちには、無駄の多い形を重視する文化があったり、製品開発やグローバルビジネスが上手くできなかったりする事が多いです。

この差は、知識量や技術の差ではなく、知識や技術をどう使うか、グローバルビジネスをどう行うかの差、と言った方が当たっていると思います。

これは、知識の差ではなく知恵の差、と捉えられる事です。

グローバル市場の企業の生産活動の中で、経営資源を、どう使っているかの差です。

私たちは、物事を追求する様に考える習慣がない為、私たちが持っている知識は、原因や本質が分からない知識を多く持っています。

その為、よく考えれば無駄だと分かる事を見た目や知識で判断してしまいます。

その典型的な例が、年功序列を始めとした人の使い方に表れています。
実力ではなく、見た目や経歴で判断する人の使い方です。
何ができるかの本質的な視点がない人の使い方です。

その他にも、私たちは、知恵のない事を多く行っています。

なぜ、私たちに知恵がないのか?これをよく考えると、私たちは、考える事より知識を得る事で、問題解決を図っている事が見えてきます。

知恵は、知識をどう上手く使うかですから、知識だけ蓄えても知恵はつてきません。

考える事を多くしなければ、知恵はついてきません。

なぜ、知識を優先して、あまり考えないのか?答えは、その方が、今までは効率的だったからです。 先人が考えた知識を得て、その知識の類推で問題解決を図った方が、自分で解決策を考え出すより、早く楽に解決できるからです。又、30年前までは、そのやり方で通じたからです。

時代は変化して今のグローバル市場は、知恵が必要になってきています。

しかし、私たちは、知恵をつける事ができません。それには、大きな理由があります。

私たちは、人物事を追求する様に考える習慣がないからです。

この習慣がない為、私たちは、無知の無知状態になり易くなり、知恵と言う文字が、意識から消えてしまうのです。

全く意識しない状態になってしまうので、何時まで経っても、知恵がない事に気づかないし、知恵をつけようとは思わないのです。

では、どうすれば私たちに知恵をつける事ができるのか?が問題になります。
私たちが知恵をつけられないのであれば、知恵を論じても無駄です。

当組織では、知恵をつけたいなら、考える事を多くする事が最初だと思います。

考えなければ持っている知識を上手く使えません。

普通ですと知恵をつける為には、反省を多くしたり、省察的な考えを多くしたりする事で自分を良く知り知恵をつけようとすると思います。

しかし、生産性を上げる為に必要になる知恵は、反省や省察的考えをするだけでは知恵を出せません。ここを分かっている人が殆どいないのです。

私たちは、原因や本質が分からない知識が多いと説明しました。

知恵をつける為には、物事の原因や本質が分かる様に、原因や本質を追求する様に考える必要があります。

原因や本質の分かる様にする方法が、物事を追求する様に考える習慣をつける事です。

人物事を追求する様に考える事ができれば、原因や本質が分かります。

原因や本質が分かっている知識を多く持てれば、ビジネスの道理は分かるので、知恵が出し易くなります。

知恵とは、無駄な事や効果のない事を見分け、効率的効果的な事ができる様にする判断力、と定義できます。

この判断力を培うには、知恵を出したい事に関し、洞察できるくらい広く深く理解する事が必要になります。

判断するものを詳しく知っていなければ、見分ける事も、効率的にする判断もできません。

これを実現する為に、追求する様に考える事を習慣化する事が、必要になります。

知恵にも、どんな場面で知恵を出したいか?場面、場面で、知恵を出す為の基礎が違ってきます。

日常生活での知恵であれば、出したい知恵の周辺知識を多くして、どうしたら賢い判断ができるかを考える事で、知恵は出せる場合が多いと思います。

しかし生産性の様な、多方面で賢い判断が求められる知恵は、基礎をしっかり作らないと役立つ知恵は出せる様にはなりません。

その基礎とは、どう言うものか?業務やビジネスを洞察できるくらい詳しく知る事です。

生産性の様な、多方面に知恵が求められるものは、世の中の基礎的な事の本質や原因を知る必要があります。

例えば、人に対する広く深い理解等です。
普通の人であれば、IT技術を使う様になれば、こう言う価値観が生まれる、という様に理解しておく事です。

この様な人物事の理解を、多方面でできる事が、生産性を上げる為に必要になる知恵の基礎です。

私たちの人物事の考え方捉え方は、知恵のつく考え方捉え方と、大きく違っています。

知恵をつけたいなら、人物事を追求する様に考える必要があります。

これを習慣化して長く続ける事で、人物事を洞察できる様になり、どうすれば賢い事ができるかを考える事で、複雑な事でも知恵が出せます。

高度な判断を伴う知恵を出したいなら、知恵を出したいレベルの、高度な人物事の広く深い理解が基礎として必要になります。基礎を作らないと高いレベルの知恵は出せません。

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「私たちが知恵を出せない理由」

私たちは、なぜ、賢い知恵ある事ができないのか?考えてみます。

知恵とはどう言う事か? 無駄な事や効果のない事を見分け、効率的で効果的な事ができる様にする為の判断力、と定義でききます。

知恵があれば、無駄な事や効果のない事を見分ける事ができ、考える事行う事を、効率的かつ効果的に行う事ができます。

知恵をつけるとは、この判断力をつける事です。

私たちが生産性の様な総括的に考えなければならなもので、知恵を出す為に必要になる事は2つあると思います。

1つは、知恵を出したい事柄に関して、関連事項をできるだけ広く深く理解しておく事です。

もう1つは、生産活動を俯瞰的に見てシステム的に考える事です。

生産性を上げる為には、なぜ、生産活動の広く深い理解と、俯瞰的に見てシステム思考が必要になるのでしょうか。

現在、知識ではなく知恵が必要に成ってきた理由は、現在の世の中が、高度化複雑化多様化してきているからです。

1つひとつの生産活動を支えている背後が、非常に高度化複雑化多様化してきているのです。

高度化複雑化多様化してきている理由は、私たち人類が常に進化し、新たなテクノロジーや発見、考え方をどんどん生み出しているからです。

特にここ20数年は、IT技術が世界中に普及し、人々の価値観が大きく変化し、物事の実態(表面に見えるものや表面を支えている背後の関係性や構造など)がより高度化複雑化多様化してきています。

物事の背後で行っている事が、その物事の価値を決めてしまう様な事が多くなってきているので、知恵を出す為には、人物事の実態を掴む必要が出てきているのです。

しかし私たちは、人物事を追求する様に考える習慣がない為、高度化複雑化多様化してきている物事の実態の表面的な事しか見ていません。

この欠点を補うため、知識を増やすのですが、言葉で表現できる知識は、どうしても原因や本質等物事の背後に隠れているものは、表現されていない事が多いです。

高度化複雑化多様化してきている世の中で知恵を出す為には、物事の表面的な事だけでなく、物事の背後等実態をできるだけ理解し、物事を俯瞰視しシステム思考をする事で、知恵が出せる様になるのですが、物事の背後を理解する事も、俯瞰視する事もシステム思考も、私たちは苦手です。

人物事の実態を掴む事も、俯瞰的に見る事も、システム的に考える事もできないのであれば、現在に通用する様な知恵は出せません。

私たちが、人物事の実態を理解できない理由は、私たちが無知の無知状態であるからです。

人物事を追求する様に考える事を私たちの習慣で行わないからです。
無知の無知については別に説明しています。

システム思考ができない理由は、私たちの問題解決法が知識を頼りに、考える事をあまりしないので、私たちが持っている知識は、知識1つひとつが独立した知識となり易いからです。

持っている知識間に関係性がない独立した知識を、私たちは考える事が少ない為、多く持っているのです。

システム思考は、1つひとつの知識の関係性を考えて、全体最適化を図る思考法ですから、私たちが持っている知識では、システム思考ができ難いのです。

システム思考をする為に必要になる知識は、持っている知識を考える事で整理し、その整理した知識に新たな知識を精微化する事で、知識の関係性を広げて行く事で出来上がる関係性を多く持った知識です。

こうして出来上がった関係性を持った知識を多くする事で、システム思考はできる様になります。

私たちが俯瞰的に見る事が苦手な訳は、私たちの物事の見方が、目に見える表面的なものに意識があり、意識を変えて違う見方をする様な事ができないからです。

俯瞰的に見るには、どう言う見方が必要かを考えると分かる事があります。

俯瞰的な見方の目的は、人物事を高い位置から眺め、1つひとつ物事の違いを見分け、全体最適化をできる様にする事です。

これを可能にする見方が、人物事を色々な視点で見る様にする事です。

なぜなら、色々な視点で物事を見ていれば、1つひとつの見方の違いが分かるので、結果的に俯瞰視した見方になるからです。

これを実現するためには、メタ認知能力を培い、自分を超越した見方をしたり、物事を洞察する様な見方をしたりする事が必要になります。

私たちの人物事の見方では、多視点で見る、人物事を洞察できる様な見方をする事はできません。

私たちがこれらをできない理由は、追求する様に考える事が少ない事と、意識を変えて違う視点で物事を見る事ができない習慣だからです。

私たちは、頭に浮かぶ通りに考え行動している事が多い為、自分の意識をコントロールできない人が多いので、意識を持ち続ける様な事はできません。

俯瞰視できる様になる為に必要になる事は、メタ認知能力を培い違う視点で見たり、自分意識をコントロールして見方を変えたりする必要があります。

これらのいずれも私たちはできません。

もう1つの俯瞰視できない理由は、私たちがご存知の、木を見て森を見ず、の見方を私たちがしているからです。

私たちは、身近な事しか見ていないので、全体を眺めまわす様な見方ができません。

私たちの生産活動で知恵を出す為に必要になる事は、生産活動の広く深い理解と俯瞰視してシステム思考する事です。

私たちは、これらができないので、知恵を出す事ができません。

現在でビジネスに役立つ知恵を出す為には、上記した事が必要になります。

私たちは、企業の生産活動で知恵が出せないので、何時までも低い生産性でいる訳です。

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「メタ認知能力を培うには」

私たちに、自分をどこまで分かっているかを問う、メタ認知能力を持っている人は、わずかの人しかいないのではないでしょうか。

なぜ、私たちがメタ認知能力を持てないかと言うと、考える事が少なく、無意識で物事をしている事が多いからです。

メタ認知能力を培う為に必要になる事は、自分を客観視して見る事です。

自分自身を、俯瞰視できる様になる事です

反省を多くする、省察的な考えを多くして、自分がどんな人間かを、自ら気づく事でメタ認知能力は培われてきます。

その他に、他人との対話から、他人と自分の違いを認識する事でも、メタ認知能力を持てる様になります。

いずれにしろ、考える事を多くして考える事に熟達しないと、メタ認知能力は持てる様にはなりません。

意識して物事に意識を向けられる事も、自己の意識をコントロールできる事でも、メタ認知能力がある証拠です。

知恵を出せる様になる為に、人物事を追求する様に考える習慣をつける事でもメタ認知能力を培う事はできますが、反省や省察的自問を多くする事の方が、一番早くメタ認知能力を培う事ができます。

メタ認知能力を培うと、自分の意識をコントロールできる様になるので、自分の進みたい方向の努力ができる様になり、難しい習慣化が必要な事も習慣化できる事や、自分の能力を高める事を意識して努力する等ができ、自分を飛躍的に向上させることがきる様になります。

アイデアを出す場合、視点を変える事や何かの立場で考える等の意識的に見方を変える事も、メタ認知能力が培われていればできる事になります。

高度なアイデアを出す為には、人物事を洞察できる目を持っている事とメタ認知能力を持っている事が、優れたアイデアを生み出す事に繋がります。

自分の能力をフル活用する為には、メタ認知能力を培う事は必要になります。

メタ認知能力を培う為に必要になる事は、最初は考える癖をつける事です。

特に、反省を多くする、省察的な物事の見方を多くする事で自分に対して多くの気づきが生まれ、メタ認知能力は早く育つ事になります。

メタ認知能力は、自分に対する自分の気づきが生み出す、自分に対する客観的な視点です。

自分を客観視できるので、他人に対する事と同様に自分をコントロールする事ができる様になるのです。

ですから視点を変えて見たり、意識を持ち続けたりする事ができ、物事を追求する様に考えられる習慣もつける事ができる様になるのです。

想定外の事が起きて気持ちが動揺している時等は、メタ認知能力を発揮できない事が起きます。

これを防ぐためには、常日頃から視野を広げて色々な事を理解しておく事が有効です。

想定外を減らす事で、動揺する事が少なくなり、メタ認知能力を発揮できる機会が増える事になります。

メタ認知能力を持てると、自分の感情や考え方見方を客観視してコントロールできるので、ストレスを少なくしたり、コンフリクトを未然に防いだりできる様になります。

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「なぜ、私たちは問題を俯瞰視し、システム思考して問題を解決できないのか?」

今のグローバル環境で高い生産性にする為には、行っているビジネスを俯瞰視して、システム思考をしないと、高い生産性にする事はできません。

私たちは、工夫改善はできるのですが、俯瞰的にビジネスを見る事も、システム思考的にビジネスを考える事もできません。

その為、先進国中最低の生産性が長く続き、生産性の成長が殆どない国になっています。

なぜ、ビジネスを俯瞰視して、システム思考が必要になるか、と言うと、IT技術が世界中に普及した事が大きな原因です。

IT技術は、色々な人ものを結びつける事で、付加価値を生み出す技術です。

生産性をあげる為には、IT技術を使い、ビジネスを俯瞰視して、システム思考的に考える事で、生産性をあげる事ができます。

この特徴を持つ技術が世界中に普及した為、生産性の高い欧米では、行っているビジネスを俯瞰視し、システム的に考える事で私たちより上手くIT技術を使い、生産性を高くしています。

なぜ、私たちは、ビジネスを俯瞰視し、システム思考的に考えられないのか?これが問題になります。

当組織が見つけた原因は、私たちと欧米の学び方、考え方の違いにある事を見つけました。

今のグローバル環境で高い生産性にする為には、行っているビジネスを俯瞰視して、システム思考をしないと、高い生産性にする事はできません。

私たちの問題解決法は、誰かが考え出した知識に頼った、考える事が少ない問題解決法です。

私たちは、問題が起きる度に、新しい知識を探して、その知識の類推で問題を解決する方法を取ります。

この問題解決法はあまり考えない為、私たちが蓄えている知識は、1つひとつの知識が独立した知識となり易く、記憶している知識間に、関係性が少ない知識を私たちは蓄えている訳です。

この記憶している知識間に関係性が少ない事が、人物事を関係性で捉え、総合的に最適な方法を取るシステム思考ができない理由です。

私たちのやる事が、ランダムになる事が多い事を見ても、私たちが記憶している知識間に、関係性が少ない事が分かると思います。

システム思考ができないのは、私たちの蓄えている知識の1つひとつが独立していて、関係性の少ない知識を多く持っているからです。

一方システム思考ができる欧米では、人物事を追求する様に考える習慣がある為、人物事を関係性で捉えています。

なぜなら、追求する様に考えるとは、なぜ、どうして?と、関係性を始めとした、人物事の背後にある構造や意図、コンテキストなどを追求する様に考える事なので、関係性で人物事を捉えられる様になるからです。

私たちにはできない、人物事を関係性で捉えています。

欧米の人は、人物事を関係性で捉えられているので、人物事の関係性を考える事で生まれるシステム思考ができます。

システム思考とは、システムの中の1つひとつの関係性を考え、全体最適化を考える考え方です。

システム思考をする為には、システムの中にある各要素の関係性を考え、どんな関係性や構造にすれば、全体が最も効果的になるかを考える必要があります。

この考え方が、考える事が少ない、特に追求する様に考える事のない私たちはできなません。

私たちが俯瞰視できない明確な理由や原因は分からないのですが、考えられる理由はいくつもあります。

一つが、私たちの物事の見方です。
私たちの意識は、目に見える変化や違いにあり、物事の背後を見ない見方をしています。

現実は、見ているものはほんの一部で、見ていないものの方が多い見方をしています。

私たちは、この見方に集中する為、目に見えないものは見ない事が習慣になっています。

全体を見ようとする俯瞰視とは、全然違う、狭い見方に終始する事になります。

もう1つが、私たちがメタ認知能力を持てない事です。

私たちは、考える事をあまりしない為、自分自身を高い位置から見る事ができるメタ認知能力を持っている人は少ないです。

メタ認知能力を持てれば、自分だけでなく他人や物事を色々な視点で見る事ができ、ビジネスも色々な視点で見る、俯瞰的に見る事もできる様になります。

もう1つが、人物事を欧米の様に、追求して考える事をしない事です。

人物事を追求する様に考える習慣があると、人物事を洞察できる様に、見通せる様になります。

人物事を見通せるので、俯瞰的に人物事を見る事もできる様になる訳です。

俯瞰視する事も、システム思考をする事も、人物事を追求する様に考える事ができるかできないか、が重要なカギを握っています。

私たちは、線を引いて考えてしまうので、人物事を追求する様に考える事ができません。

話がアイデア発想まで飛んでしまいますが、付加価値を生み出す様な発想力を身につけるには、人物事を俯瞰視できる事も、システム思考ができる事も必要です。

なぜなら、付加価値を生み出す様な発想は、既存要素の新しい組み合わせを考える事や、如何に多くの要素を効果的に結びつける事ができるか、で生まれるからです。

この様な発想ができる様になる為には、俯瞰視して、システム的に考える事が必要になります。

私たちは、工夫改善は得意ですが、付加価値を生み出す発想はできません。

この事実からも、私たちの見方考え方の、特徴が分かって頂けるのではないでしょうか。

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「私たちは、工夫改善はできるのに、なぜ付加価値を生み出す様な発想ができなのか?」

工夫改善と付加価値を生み出す様な発想との違いは、経済効果を見ると分かります。

工夫改善の経済効果は限定的になるのに対し、付加価値を生み出す発想は、経済効果が無限大と言ってよい程大きな可能性があります。

私たちの長所と言っていい程、私たちは工夫改善が得意です。

私たちはその他に、教育水準が高く、世界最先端の発見や技術開発ができます。

教育水準が高いので、世界最先端の情報や知識を持っていて、この情報、知識を基に、直感的な類推で高度な工夫改善を生み出しています。

発見ができるのは、私たちは、高度な知識がある事と、目に見える微細な変化や違いを見分けられる能力を私たちが伝統的に持っているので、見分ける能力が必要な発見ができるのです。

又、労働者の質が高く、勤勉に働き、正確に物事を行う事ができます。

これだけの長所を持っている私たちですが、生産性は先進国中最低です。

その理由は、私たちが、付加価値を生み出す様な発想力がない事とビジネスで知恵を出せない事が、大きな原因です。

付加価値を生み出す発想とは、高く売れる商品を作りだすアイデアであったり、大きな利益を出せる組織を作るアイデアだったりします。

現在で、この様な事を可能にするには、俯瞰視してシステム思考をする事が必要になります。

ここで一言説明したい事があります。
工夫改善もシステム的に積み重ねて大きな差が出せる工夫改善にできれば、差別化ができますので、付加価値を生み出す事ができます。

私たちが、高度な工夫改善までできるのは、いくつかの要素が積み重なっているからではないでしょうか。

1つは、教育水準が高いので、世界最先端の情報や知識を持っている事。

1つは、私たちの問題解決法が、知識の類推で問題を解決する方法である為、私たちは、直感的に類推力を常に使って問題解決を図っている事。

競争に勝つためには、知識で差をつける事は難しいので、私たちは常に知識の類推で工夫改善をする技術を磨いている事。

私たちは類推力が発達しているので、物事見て直感的に類推する事で、工夫改善ができるのではないでしょうか。

私たちが作り出している工夫改善は、論理的に深く考えて発想しているのではないので、工夫改善を教える事はできないし、論理的に説明する事も難しいと思います。

どうしたら、この様な改善ができるのですか?この質問に答えられる工夫改善は、殆どないのではないでしょうか。

私たちは、直感的に、工夫改善を思いついていると思います。

私たちは、教育水準が高い事もあり、世界最先端の高度な情報も入手する事が早いです。

この理由は、常に世界中の情報を、私たちが持っている大量の知識の類推で見ているので、気づくのが早く、知識の量も多いのではないでしょうか。

しかし、欧米の様に、追求して考える中でその知識にたどり着いた知識ではないので、知っている知識や情報の類推で最新の情報や知識を見つける為、分かる範囲までしか理解しないで終わってしまうのです。

とっつきは早いのですが、その情報を実にする事は、私たちができる工夫改善しかできないのです。

私たちは、見方が浅く狭いうえに考える事が少ない為、私たちは浅く狭い知識を持っている事と、考えないので知識間に関係性の少ない知識を多く持っています。

この様な知識や情報しか持てない事が、俯瞰視してシステム思考をする事を難くして、私たちは、俯瞰視する事も、システム思考をする事も苦手です。

この事が、俯瞰視してシステム思考をする事で生まれてくる、付加価値を生み出す発想ができない理由です。

工夫改善は、私たちの習慣的な人物事の捉え方が浅く狭くてもできるのに対して、付加価値を生み出す発想は、俯瞰視して、システム思考をしなければできないのです。

私たちは、俯瞰視する事も、システム思考をする事もできないので、付加価値を生み出す発想ができないのです。