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MIアイデア発想塾は、生産性を上げる為に、質問力、バランス・スコアカード、インストラクショナルデザイン等を知恵ある方法で賢く使い、企業力を強化する組織です。

生産性を上げるとは

生産性を上げる為には

「5. 生産性を上げる為の攻めの方法とは、どんな方法か?」

今まで述べてきた様に、私たちの見方が浅く、待ちの姿勢で生産性に向き合っています。

この姿勢を変えて、積極的に生産性に取り組み、生産性を上げるスキルを磨いていかなければ、本質的な生産性向上策にはなりません。

今まで出来なかった事を、どうしてできる様になるか?が問われる事になります。

ここからが他のコンサルタントと当組織のコンサルティングに根本的な違いがあります。

当組織では、欧米が行っていて生産性を高く維持できる、物事を追求する事で生まれる広く深い知識を、私たちでも得られる方法を見つけ出しました。

どんな方法なのか?これを紹介して、私たちでも身につくスキルなのか、を問いたいと思います。

私たちと欧米の見方の違いを、上記した様に物事を広く深く理解する、洞察力の差である事を見つけました。

分かり易くする為洞察力を知恵と置き換えて読んで頂いてもかまいません。

私たちは、洞察力を問題にする事は殆どないと思います。

洞察力は、物事を見通す力や賢い事をする力ですから、現在の様な混沌とした状態の時にはビジネスに非常に必要とされるのですが、私たちは、見通す代わりに知恵を出す代わりに、本やネット等で具体的な知識を入手して代用します。

今回の問題をコンサルタントに頼む場合も、コンサルタントの知識を借りたいから行う訳です。

私たちに馴染みのない洞察力や知恵を、私たちが身につけられるのか?と思うのは自然な事です。

この解決策を考え出しました。

目的は、物事を見通す力や知恵を、私たちが身につける事です。

洞察力や知恵を身につける為に必要になる事は何ですか?
これは、人物事への広く深い理解が生み出す、判断力であったり、見分ける力であったり、共通点を見つけ出す力などを身につける事です。

基礎は、人物事を広く深く理解できる様になる事で、論理的に人ものを結びつける、関係性を理解する事です。

人物事を広く深く理解できる様になれば洞察力や知恵はついてくる、と言う事です。

人物事の広く深い理解を私たちができる様になる方法があります。

欧米人がどう行動して洞察力身につけたか?これを追求すれば分かってきます。

私たちには、人物事を追求する習慣がなかったのです。

当組織の生産性を上げる解決策は、生産性を上げる事を追求し続ける習慣化を、身につける事です。

では、どうすれば生産性を追求し続ける事ができるか?が問題になります。

最初に、生産性を追求し続けるとは、どう言う事か?から説明します。

人物事を追求する時、私たちが行う事は何ですか?普通、疑問に思い質問をする事ではないでしょうか。

トヨタが5回のなぜを繰り返すのは、原因を追究したいから行う訳です。

私たちが物事を広く深く理解する時も、人や物事になぜ、どうして?と問い掛けて、考え解明理解する事で、人物事を広く深く理解できる様になります。

人物事を広く深く理解できるか否かは、人物事に問い掛けて、考え解明理解できるか否かにかかっています。

広く深く人物事を理解する為には、人物事に問い掛けて追求する事が、要となるのです。

知恵は考えないと、ついてこない事を知っている人は多いと思います。

質問を通して物事を追求して考え解明理解する事は、ただ考えるとは違い、得られる知識を広く深く追求できるのです。

と言う事は、人や物事に質問し続ければ、人物事の広く深い理解が進む、と言う事です。

そこで、当組織が質問力と言っている、質問する事で得られるメリットを利用して、質問する事を習慣化しようと考えました。

質問を日常茶飯事に行えば、自然、自然のうちに洞察力はついてきます。

ここで、問題にしている質問力を少し説明します。

質問する事には、大きな力があり、人の考え方を変えたり、自分を高めたり、物事の広く深い理解に繋がったりします。

人や物事を知りたい時、私たちが行う事は、質問する事です。

質問と言うと、人にする質問しか私たちには浮かばないかも知れませんが、トヨタのなぜは、物事にしている質問ですし、自分を高めたい時行う反省は、自分にしている質問、自問です。

私たちは、質問を通して、色々な事を知る事は多いと思います。

特に広く深く知りたい時は、質問は実に有効に働きます。

なぜなら、質問をすると言う事は、人物事を追求する行為になるからです。

質問が答えを呼び、答えが又新たな質問を呼ぶのが質問する事の効果です。

なぜ、どうして?と問い掛ける事には、この様な大きな力があります。

質問の力を使って結果を出そうと言うのが、米国で注目されているアクッションラーニングと言う会議の仕方がある事を見ても、質問する事で得られるものは、大きいです。

要するに、質問を習慣化し、質問を多くして行くと、私たちが持っていない、洞察力知恵が付いてくるのです。

洞察力知恵が付いてくれば、生産性の理解が進み、自ら生産性を上げる事が考え出せる様になり、生産性が、上がってくるのです。

ここでは生産性の説明ですので、生産性と洞察力の関係だけを説明していますが、洞察力知恵をつける事には非常に大きな効果があり、生産性を上げると言う、企業の根幹にかかわる能力が付く事を意味し、生産性が向上するだけでなく、企業活動全てが本質的で賢い事ができる様になるので、企業が評価される様になり、雇用も楽になるなどの効果が出てきます。

企業活動全てだけでなく、無駄がなくなり効率的効果的に物事を進められるスキルを従業員が得られるので、生活自体も豊かにできる等、洞察力知恵は有効に働きます。

最後に私たちが質問を習慣化できるのか?の問題が残ります。

質問する事で得られるメリットは、私たちの想像以上の効果があります。

例えば、人の好みを聞き出す質問をして、相手の好みを聞き出し、その好みに賛同すれば、相手は喜び人間関係を近づける事ができます。

人間関係が近くなれば、色々な話が通り易くなり、こちらの意図も汲んでもらえるようになります。

これを営業で使えば、成功する確率が高まります。

その他にも、適切な質問を、適切な人物事にすると、相手や場をコントロールしたり、自分を高めたり、物事の広く深い理解に繋がったりするメリットが得られ、自分を優位にする事ができます。

こう言うメリットが質問の習慣化にはあるので、質問の習慣化はし易いのです。

又質問は、誰でも行っているので、比較的慣れ易いものです。

質問力に関する詳細は、質問力をご覧ください。

「6. 今のビジネス競争は、知恵の勝負になってきている」

現在は、グローバル化IT化が進み、世界の市場が1つになってきています。

これだけ、情報と人、ものが世界中を駆け巡る世界では、もの作りももの作りに必要な設備も、世界のどこでもできるようになってきています。

そうすると、生産性を高くする為に、どこで差別化を図るかと言うと、人件費と労働人口が、差別化要因として浮き上がってきます。

大きな供給力のある東南アジアでは、人件費の高騰で、人件費が差別化要因にならなくなってきています。

日本の様な先進国では、生産性の高い欧米の国と比較しないと生産性を上げられませんので、欧米と日本の生産性の差別化要因を探すと、人材活用を含むビジネスの仕方が、日本と欧米の差になっている事が見えてきます。

私たちが、如何に無駄のない効率的効果的な賢い事ができるか否か、と新しいものを生み出す力の差が、欧米と私たちの差になってきている事が見えてきます。

これらはいずれも人が携わるものです。賢いビジネス経営を行うのも、付加価値を生み出す事も、みな人間が行う事です。

その為欧米の生産性の高い国では、人材教育や組織改革に投資を増やし、人を育てようとしている訳です。

それでなくても私たちは、欧米の様な質の良い賢い知識がないのですから、私たちは、もっと欧米並みの洞察力知恵をつける必要があるのですが、それも取り組めていないのが、現実の私たちです。

「7. 知恵の競争とは何か?私たちが、欧米の様に洞察力を培いビジネスに当る事だ」

前節でこれからは、生産性の競争が、洞察力知恵の差になって行く事を書きました。

私たちは、これからはモノの時代ではなくコトの時代だ、とマーケティングで言われてきています。
このコトとは、を追求してみれば、例えば、モノを売る場合でも、使い心地や使う事による満足感に重点が移ってきている、と言う事です。

このモノの使い心地や満足感を生み出す為には、私たちの得意なもの作りだけでは、対応できなくなってきています。

もっと私たち人間を、深く理解する必要があります。

同様に、この製品を売る場合、グローバル市場でどの様に売るか、ビジネス手法が売れる、売れないに大きく影響してきています。

使い心地がよく、満足感ある製品を生み出す事ができるか、グローバル市場で競争力あるビジネスができるか否かを決めるのは、人物事に対する広く深い理解であり、グローバル市場を見通す洞察力や知恵です。

これから生産性を上げ、私たちを成長させる為には、人を理解し見分ける力や、効率的で効果的な事ができる力であり、技術や市場を見通す力が必要になります。

それらができる様になる基礎が、人物事の広く深い理解が生み出す洞察力であり知恵です。

洞察力、知恵に関して、心配事があります。

これからは、第4次産業革命と言われるIoTの時代に移行して行く、と言われています。

IoTはIT技術の上に載った技術で、世界中のあらゆるものを結びつけて、時代を変えてしまう技術です。

この私たちの取り組み方が、IT技術同様、限定的利用法になる可能性が高いのです。

米国やドイツでは国家戦略を持ってIoTに当っているのに対し、日本は未だ国家戦略も立てられない状態です。

この様な事を見通せる様になるのが、洞察力知恵を得て行く事です。

今後私たちが成長する為には、洞察力知恵をつける事は、避けて通れない問題です。

私たち日本人には、最先端の微細な事を発見できる能力があります。

又勤勉に働く現場力に優れた従業員がいます。

私たちには、これらを生かす為の、グローバルレベルでの知恵洞察力がないだけです。

私たちのよい特徴を生かす為にも、洞察力や知恵は、必要になるのです。

グローバルレベルでの洞察力知恵が、私たちのよい特徴を生かせるスキルなのです。

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