日本は、アリ型が大多数で、企業経営者の殆どはアリ型です。
しかし、キリギリス型の発想力は、益々重要度を増し、今後の経営には、キリギリス型発想力が必要になってきています。
そこで必要になるのが、アリ型経営者や上司に、キリギリス型を理解して頂き、キリギリス型の発想力を活用出来る様にする事です。
キリギリス型がアリ型を理解する事は、よほどの経験の差がない限りできますが、アリ型がキリギリス型を理解する事は、物事捉え方、考え方の広さ深さの違いで難しい事です。
これを変える必要があります。どうしたら、アリ型経営者にキリギリス型を理解して貰えるかを問う事になります。
物事の捉え方、考え方が、一定範囲で詳細まで分かっているのがアリ型で、広範囲の知識と専門分野は深い知識を持っているのがキリギリス型です。
キリギリス型人間を活かすには、広く深い方、キリギリス型にアリ型経営者を合わせる必要があります。
この理由は二つあり、一つは、キリギリス型の発想力を活かす為、一つは、今後キリギリス型の物事の観方の方が、経営には役に立つからです。
ここで重要な事があります。キリギリス型人間が力を発揮するには、それなりの時間が掛る事です。
キリギリス型の人間でも、かなり努力をしないと、事業で役立つようなアイデアは、簡単には出せない事を、経営者が理解し、育てる気持ちで、業務の中で鍛えて行く必要があります。
どうしたら、アリ型経営者が広く深い知識を持つ人キリギリス型の人を理解できる様になるか?が問われることになります。
最初に取り組むべき事は、捉え方、考え方が狭く浅くなっている原因を修正する事です。
アリ型自ら、考える事を習慣づける事です。何か問題が発生した時、答えをネットで探すのではなく、自分で考えて答えを見つける習慣をつける事です。
アリ型の人は、知識量が多いと思うので、考える習慣化ができれば、知識が整理され、記憶したものの関係性が分かってくるので、キリギリス型を理解できるのではないでしょうか。
知識の整理には、なぜ、どうして?の業務への問い掛けは、役立ちます。
ここで注意しなければならない事は、キリギリス型の捉え方、考え方を理解する様にする事です。
今まで知識の量だけで処理していたのを、考えて知識の関連づけを行う様にするのです。
経営者は、キリギリス型の考える事を理解できるようにし、生み出したアイデアを評価できる様にする必要があります。
よいアイデアを事業化するには、全社の取り組みが必要になるので、経営者の発想力の理解は欠かせないことです。
アリ型経営者が、どうしても行わなければならない事は3つあります。
一つは、発想力とは、どういうものかを理解する事。一つは、経営にどう発想力を活かすか、アイデアの事業化する事も含め、考える事。最後が、キリギリス型従業員に、発想力を伸ばす、環境を与える事です。
習慣化の為の方法も、習慣化サポート、を見て習慣化するか、当組織と対象者と一緒に考え、最も効率的な方法を考え出す方法があります。
私たちアリ型をキリギリス型に変えるポイントは、Why思考を続けられるか否か、にかかってきますので、アリ型は、Why思考を続ける事が重要です。
これを、習慣化サポート、を参考に、意志力を維持しつつ、なぜ、どうして?とWhy思考を続けることで気づきを多くする、捉え方、考え方に変える習慣づけをします。
アリ型経営者は、キリギリス型従業員を育てる意志がないと、キリギリス型従業員は、育ちません。
将来の投資の気持ちを持って、素質のある人を育てる事が必要です。
キリギリス型が持つ発想力が、今後会社を引き立ててくれる、との意志の基、キリギリス型の素質のある人を、ここに書かれている方法を繰り返して、習慣化して育てる様にしてゆきます。
考える事が自然にでき、なぜ、どうして?とWhy思考を続けられれば、時間とともに、物事を広く深く考えるようになり、キリギリス型の事が、私たちアリ型が理解できる様になります。
ポイントは、考える事を自然に行えるようになる事で、考えるクセをつける、なぜ、どうして?のWhy思考を続ける事です。
これは、短時間では出来ない事で、考え続け、問い続ける事で、広く深い知識が得られます。
この方法以外、キリギリス型人間になれたり理解したりして、広く深い知識を得られる方法はないので、続けられるか否かが、キリギリス型人間になれるか否か、キリギリス型を理解できる様になるかならないかの、分かれ道になります。
今まで行わなかった事を行うには、意志力が必要になります。
自分でできない人のために、当組織は、キリギリス型人間とはどういう人間か、を徹底して説明し、経営者にキリギリス型をよく理解して貰い、問い続ける為のサポートを行っています。
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