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MIアイデア発想塾は、質問の力を使い、バランス・スコアカード、インストラクショナルデザイン、アクションラーニングを導入し、企業力を強化する組織です。    

インストラクショナルデザインとは

インストラクショナルデザインを取り入れるとどうなるか

当組織では、企業を支える人材育成の為の研修に、業務改善に、IDの考え方、捉え方を取り入れる事が、人材育成を通して、競争力のある強い企業を作って行ける、と捉えています。
なぜ、IDを取り入れる事が、強い企業を作る事に通じるのか、説明します。

「当組織が思う強い企業とは」

強い企業とは、どう言う企業か、と問うてみます。今強い企業とは、権限委譲を進め、社員1人ひとりの能力を使い、企業業務の色々な所に、気配りや工夫改善ができる企業だと思います。

この様な企業を作る為には、社員1人ひとりが業務に積極的に関わり、考え、行動する事が求められています。

現実には、理想とする企業と、例えばトヨタと、御社の差、ギャップを調べる事になります。

当組織の想像だと、人材育成の必要性は分かっている、OJTは行っている、社員教育の名目で勉強会や簡単な研修は行っている、外部講師を招いたセミナーは行っているなどは、行っている企業は多いと思います。

しかし、それら人材育成に繋がる、行っている事に、どれ程の効果があるかを計って、人材育成法を効率化、効果的に行っている企業は、どれ程いるのでしょうか。想像するに、あまりいない、いても目立つ成果が上がらない、のではないでしょうか。

なぜ、目立った成果が出せないのでしょうか。理由を挙げると切りがない程上がってくるかも知れませんが、当組織が思う、成果を出せない理由は、工夫改善が当たり前の企業には、社員1人ひとりに、業務に真摯に向かう姿勢がある、と言う事です。

その姿勢とは、社員自ら積極的に、業務に取り組んでいる事です。これがないと、日常的に工夫改善を当たり前に行う事はできません。

「IDを取り入れれば成人学習を通して積極的に学ぶ姿勢が培える」

当組織が行うIDの取り入れ方は、社員1人ひとりの積極的な業務参加を目指しています。
この事を実現する為に、ID理論が目指す、成人学習を習得する事を目指しています。

成人学習とは、自ら積極的に問題に取り組み、周りの資源を利用して、自ら成長できる学習法です。成人学習の基は、自主性です。自ら、環境を打ち破り、新たな事を開拓するモチベーションです。

どうして私たちに今持っていない、成人学習ができる様になるか?疑問が生まれるのでは、ないでしょうか。
IDの研修は、学ぶ事に興味を持たせ、できそうだなーと思って貰い、やってみたらできて、自信が持てる様になった、と言う研修の進め方があります。

この様に研修をデザインして、実地すれば、研修生学び手は、課題に対して興味を持ち、挑戦してみようと思い、挑戦し、できたと言う自信を持てるようになって行きます。

なぜ、そんなことができるか、又疑問が生まれたのではないでしょうか。

それは、例えば、身近な人がやっている話から始めて、課題が身近なものである事を伝え、この課題を解決する事が、学び手に多くのメリットをもたらす事を伝え、解決策の実地法が、学び手が努力すればできる範囲で行われ、実地すれば課題解決ができる場合が多いので、自信も生まれ、学び手に、積極性が生まれ易いからです。

人間の心理の色々な面を刺激し、覚え易くするだけでなく、やる気にさせ、自信を持たせるのが、IDの基本的な考え方だからです。

「強い企業は一朝一夕では作れない」

人材育成を通して、強い企業を作る事は、一朝一夕ではできません。

トヨタが、あれだけの企業に成れたのは、社員1人ひとりの長年にわたっての努力が、今のトヨタを作っています。
もっと簡単な方法で、トヨタの様な企業を作る事は、どんな手をつくしても、できないのです。

ただ、効率的に効果的に学習できる方法はあります。それがIDの考え方で、IDの考え方を取り入れて、学びを効率的、効果的にして、トヨタに近づく事は可能ではないでしょうか。

トヨタが、どこまでIDの考え方を取り入れているかは、分かりませんが、かなり取り入れている可能性は、あるのではないでしょうか。

なぜなら、工夫改善が当たり前の企業には、IDの考え方の様な優れた情報は入るし、取り入れる土台はできているので、取り入れ易いのではないでしょうか。

「当組織が強い企業になりたい企業に関わりたい訳」

日本の中小企業で、経営者が賢く、トヨタの様な企業を目指している企業は、どのくらいあるのでしょうか。
当組織では、その様な企業の支援ができないか、と考えています。

なぜ、トヨタの様な工夫改善が当たり前の企業を目指す企業と関わりたいのかを述べると、これからの企業に求められる事は、変化の激しい世に中で生き残って行く知識・スキルを、社員1人ひとりが身につけることで、1人ひとりの能力を活かす必要があり、1人ひとりの能力を使って実現する、工夫改善が当たり前にできる企業が、生き残れると思ったからです。

又、この知識・スキルを、企業に習得させる、知識・スキルを当組織は持っているからです。

生き残れる強い企業の要素を考えた時、企業活動の色々な所で、気づきや適切な気配りができ、色々な変化に対応できる事が求められると思います。

この基礎は、工夫改善が当たり前にできる企業を作る事で解決できます。
なぜなら、工夫改善が日常化している企業は、社員1人ひとりが、業務に興味を持ち、自信を持て工夫改善を行っている企業だからです。業務に積極的に関わり、工夫改善を社員1人ひとりが実現している企業だからです。

当組織では、工夫改善が日常できる事の基礎は、社員1人ひとりが、成人学習ができる企業と、考えています。
社員1人ひとりが、自ら学ぶ姿勢があるから、日常の業務に疑問を投げかけ、工夫改善に結びついているのではないでしょうか。

工夫改善が当たり前にできる企業とは、どう言う企業の事でしょうか。社員1人ひとりが業務に真摯に向き合い、自ら工夫改善点を見つけ出し、解決して行ける社員が多くいる企業です。

IDの目指す所は、成人学習であり、自ら問題を見つけ出し、対処できる人を作る事です。

トヨタが実現している事を、他社でも実現できる様な学び方をできる社員を、多く作る事です。

この目的を、ID理論を使い、心理学を使い、学ぶとはどう言う事かの本質を追求し、対処するのがIDです。

「IDが強い企業を作れる訳」

理想的な企業の別な面を見てみよう。
理想的な企業は、権限委譲が進み、社員各自が、権限以内の事は自分の裁量で進められ、成果が出せる企業です。

この基礎に流れる事は、経営者や上司は、社員に目標を与える事と、進捗状況をチェックし、フォローアップを行う事です。

各社員が、自分で自分の仕事を作り、解決して行く事で、業務を進める事です。

経営者や上司は、社員が行っている事を評価し、適切なアドバイスやフォローアップを行う事です。

成人学習とは、前にも書いたように、この様な事の基礎を学べる学習法です。
しかも、心理学にのっとって行うので、知らず知らずのうちに、身について行く方法で行います。

IDを取り入れるにも、経営者のIDに対する理解が始まりです。

経営者のIDに対する理解がなければ、IDを取り入れる事はできません。
なぜなら、IDを取り入れるとは、今までの人材育成とは違う事を、多々行わなければなくなるからです。

例えば、面倒に思うかも知れませんが、IDでは行っている事の評価を、あちこちで行います。

なぜ、評価をこまめに行うのか、評価する事によって、今やっている事の良し悪しが分かり、改善点を見つけ出し、すぐに対処できるからです。

評価のない研修は、研修成果も、本人の良し悪しも分からないので、何の対策もできない、やりっぱなしの研修になりがちになります。

IDは随所に、確実に覚える、身につけるための仕掛けを作っています。

行っている事の評価やフィードバックをし、学び手が、どこにいるかを確認させ、評価に基づいて、対策を打ちます。

研修講師や学び手を送り出す上司は、学び手の補佐に回り、学び手自ら行動するのがIDの成人学習です。

「理想だから追い続けるのです」

ここに書かれている事は理想だ、と言う人もいるかも知れませんが、今後の社会が求めるものは、この様な理想だと思います。

理想にいかに近づけるか、を追求して行く事が、今後の企業作りに求められる事で、現実に行う事は、現状でできる事から手を付け、徐々に1つひとつものにして行くのが、現実的な問題です。

IDが求めるものは、学びの効率的、効果的な学習です。

これを実現する為、理論や学問を多用し、評価やフォローアップを通して、確実に学べるのがインストラクショナルデザインです。

「IDでも対処しきれない問題はどうする」

ここで一つ問題がある事にお気づきの人が、いるかも知れません。 それは、御社が持っている知識スキルでは、問題が解決できない場合です。

解決法は、二つあると思います。一つは、知識・スキルを持っている企業の助けを借りる事です。ベストプラクティスから学ぶ事は多いと思います。又は、その業種の、トップコンサルタントにお願いし、知識・スキルを補う事です。

これを行っても補えない事があります。今までにないものを生み出す、新たな付加価値を生み出し、イノベーションを起こしたい場合です。

この場合が一番苦労する所で、工夫改善が当たり前の企業を作るのと同様、非常に時間と手間が掛かります。
当組織では、ここに強みを持っています。

当組織では、新たな付加価値を生み出すとは、どう言う事かを、理解しています。

簡単に言うと、付加価値を生み出す発想は、過去に、優れたアイデアを出してきた人たちが行ってきた事を、真似すればよいのです。作るものを真似するのではなく、作り方、アイデア創出法を真似するのです。

詳細は、発想力とは、洞察力とはを、見て頂ければ、ある程度は、ご理解いただけるのではないでしょうか。

「メリットを理解しとにかくやってみよう!」

人材育成にIDを取り入れると、どうなるのでしょうか。業務に必要な知識・スキルを確実に、早く習得できます。ここから生まれるメリットは、多いと思います。

計画的に知識・スキルをアップする事により、確実に成長できる戦略を立て、実行できます。やらされ感のない、充実した仕事のやり方ができます。この二つからだけでも、充実した仕事を行える上に、成長できるので給料も上がって行きます。

私たちはどうしても、色々な事をネガティブに捉えがちです。新たな変化が起き、対応しなければならない時、私たちは、できない理由ばかり考えて、どうすればできるか、ポジティブな考えに移れません。

この点が、できる人とできない人の差である事も理解できません。

IDでは、できるかできないかの瀬戸際を追求します。仮にできなかった場合は、その理由を追求し、できるレベルに下げて、自信をつけるか、できない理由を追求し、できない理由を排除するかして、前に進んでゆきます。