当組織が提案する事は、今まで気づかなかった、できなかった事をできる様にして、生き残りたい、成長したいと真剣に望む企業向きの説明です。
新たな事を知るだけでは、望む結果は出せません。実際に、取り組んでみよう、と言う意志がある企業様には、ヒントになるのではないでしょうか。
このHPでは、日本の製造業は、優れた所とダメな所があり、トータルでは、生き残れないかもしれない事を書いてきました。
この現状を打破する為には、最初の頁と前頁で書いた通り、今までの習慣を変え、欧米で成功している方法を取り入れ、日本の長所を加えて、対処する事が、私たち中小製造業が生き残る道ではないか、と言う事を書いてきました。
しかし、前頁で説明している通り、どうすれば中小製造業が生き残れるかを、当組織が提案する様な方法で、提案する所は殆どない事実があります。
この方法以外、生き残る方法はないのか?と問い掛けてみます。
現実的で一番可能性があるのが、自動車産業の下請けになる事だ、と思います。
ただ、今までの延長線上ではなく、時代時代に合った技術で作った部品を作れることが条件になります。
要するに、付加価値ある部品を作れる技術・スキルが必要で、付加価値ある部品を作れないと、利益も確保できなく、今まで通りになってしまいます。
どこでも作れる部品では、海外の賃金の安い所に移る可能性が大です。
もう一つが、最先端の医療機器の開発です。新たな医療上の発見を利用して、新たな装置開発や薬の製造が可能になれば、世界市場を狙う事も夢ではありません。こう言う技術開発には、私たちは強みを持っています。
今までの方法を更に磨きをかける形で、生き残りを模索した場合、どんな未来が待っているでしょうか。
日本の一番の長所である高度な知識と繊細な感性を活かした最先端の発見や技術開発は、どう進むでしょうか。
私たちには、最先端の発見や技術開発を生かした製品を作るノウハウは、今の所ありません。発想力の差で、総合力の差で、米国を凌駕して生き残る事は難しいと思います。
私たちが生き残れないかも知れないと思う理由は、現在行っている事が内向きで、グローバルでの競争とは、ずれている所に大きな原因があるので、これをグローバルでの競争に、合わせる事が必要があります。
米国は、ノーベル賞受賞者がダントツに多い程、頭脳が集まった国で、世界最先端の研究を多く行っている国です。
その土台から生み出される、発見や技術開発は、日本と比較して、明らかに優位性を持っています。
又、日本は、私たちの発見や技術開発を使った製品化能力が弱く、利益に結び付かない構造があります。日本の長所も、米国と比較すれば、弱いと言う事です。
日本独自の方法で、日本の長所を生かすビジネス手法を見つけ出せればよいのですが、現実的には米国発の手法が、世界をリードしていて、米国式で行った方が、日本の長所を、効率的に生かす事ができます。
では、長期視点で見て、世界で活躍する様な人材を育てられないか、と問うてみます。
米国の人材育成法は、ビジネス手法は、世界最高峰の実力があります。ハーバード大学を始めとして、世界中から優秀な人材が集まり、活発な研究をしていて、世界最先端の人材育成法、ビジネス手法を開発しています。
日本はどうか、見てみれば分かる通り、米国発の人材育成法、ビジネス手法には遠く及びません。日本が開発した人材育成法が、ビジネス手法が、世界で利用される例は、見た事がありません。
余談ですが、韓国には、ブルーオーシャン戦略と言う、韓国人のキム教授が考えだした企業戦略の方法があり、サムスンはブルーオーシャン戦略を使って業績を上げているそうです。
この戦略を使って業績を伸ばした日本企業は任天堂ですが、一部利用に留まっているようです。
日本に米国以上の、人材育成法、ビジネス手法の開発力があれば、もう開発されて活かされている訳です。
米国の手法でさえ殆ど取り入れなく、日本独自の手法で満足してきた私たちが、米国を超える人材育成法、ビジネス手法を考えだせるとは、到底思いません。
私たち中小製造業ができる事は、限られています。その中で、製品開発力、ビジネス手法等、グローバルレベルで通用する何かを持たなければなりません。
日本の大企業が以前の様に、商品開発に国際競争力があれば、日本企業として、以前の様な関係で、生き残って行けた訳ですが、大企業に製品開発力がなくなった現在では、自力で生き残りを模索する以外ありません。
私たちに、どんな事ができるか考えてみると、ドイツの様にクラスター化するか、世界中からビジネスチャンスを見つけ出すかしなければ、生き残りは難しいのが現実ではないでしょうか。
この現状を踏まえると、欧米で成功していて、私たちが身についていない、洞察力を培う事でビジネスを賢くする方法を、身につけて行くのが最良の方法ではないでしょうか。
それが、当組織が提唱する方法です。私たちには気づかない、米国発当組織経由、御社行きの、ここに書いた事です。
当組織が進める生き残り策は、他ページ書いた通り、今までの視点を変えて、視野を広げ、グローバルレベルで業務、競争環境、開発技術、ビジネス手法、業界動向などを、自社の改革ができる深さ広さまで、詳しく見る事です。
この見方をしていると、自社に何が足りなくて、何がよくて、ないが必要なのか等製造業としての生き残る為の知恵が、辛抱強く見ていれば、見えてきます。
この見方を効率的にするのが、業務に、やっている事に問い掛ける見方をする事です。
当組織が行う事には、どんなメリットが生まれるのでしょうか?
最初に表れる効果は、今までとは違う見方に変える効果ではないでしょうか。
今まで、日本の常識で見ていた見方を、グローバル視点で見る事により、御社に影響を与える要素が、世界レベルで見える様になります。
他国とのやり方の違いやその効果の違い等が、分かる様な見方ができれば、今何をすればよいか、将来の為どう言う準備が必要か、等を企業全体の捉え方で見える様になります。
この様な事が分かれば、生き残り対策を考える事は、容易になるのではないでしょか。
重要な事は、前にも書いた通り、如何に深く広く見られる様になるかであって、広く深く見られる様になる程、解決策は、自然にやってきます。
なぜなら、広く深く業界の事を見られれば、現在起きている事の原因や本質が掴める様になるので、どうして課題が起きるか、どうすれば課題解決ができるかが、見えてくるからです。
私たちの捉え方や考え方は、原因や本質を掴めない見方です。
私たちの習慣は、問題が起きた時に解決する方法です。
なかなか問題に気づかない見方をしているのを、問題が起きる前に、問題の兆候に気づくやり方が、当組織の方法です。
この方法は、継続して行う事が必要ですが、続けていると、どんどん色々な事が分かるようになり、今まで不可能と思われていたことまでできる様になる、進化して行ける方法です。
現在、世界で競争できる部品を含めた製品を作り続ける為には、世界の状況を広く深く理解して、この理解を基に、世界に通用する製品を開発する能力が求められています。この能力がなければ、生き残る事は難しいと思います。
生き残りの為の知識・技術・スキルを身につけるには、欧米で行っているグローバル市場や製造技術を見る見方や捉え方、考え方が有効に働くので、これを学び、日本の長所を生かす様にすれば、生き残れる可能性が高まります。
又、この知識・技術・スキルは、簡単には手に入るものではなく、知識・技術・スキルを積み重ねなければ、生き残れるレベルのものは得られません。
これらの生き残りの要素を実現し易くするのが、当組織が考えた、今まで書いてきた方法です。
当組織が行う事は、一時役立つテクニックではなく、その企業、人が長い時間を掛けて身につけるものなので、一度身につけば、一生涯生き残りの知恵を生み出せる方法です。又、この方法は、他所が真似する事もできません。
身につけるのに時間はかかりますが、トータルすると、企業経営のあらゆる面で、当組織のやり方の方が、大きな成果を生み出せるのではないでしょうか。
当組織が成長できる企業を作る方法は前頁で説明したように、BSCを作る取り組みから始める事です。
成長企業に繋がるBSCは、かなり考えないと作れないので、BSCとはどう言うものかを理解する事と同時に、よいBSCを作るには、俯瞰力やシステム思考、広く深く業務を始めとして環境を理解する事が役立ちます。
BSCを作る過程で、これらのスキルを磨いて行く事になります。
作る過程でIDの考え方やテクニックを使い、BSCを作る効果を上げて行く事や、BSCで必要になる要素を深く理解する様にして、BSCを作って行きます。
BSCを作り行動するだけでもそれなりの効果が出てきますので、作っては行動し、行動を検証して反省し、新たな策を考え行動する、のサイクルで、BSCをより効果のでるものにして行きます。
この時役に立つのが、なぜ、どうして?と物事を見る見方です
この過程で、よいBSCを作る為に必要な知識・技術・スキルを磨いて行きます。
BSCを作る際、従来のBSCの細かい所まで覚え、その知識を使ったBSC作成法は取りません。私たちは、BSC作りの専門家になる訳ではないので、実行して結果が出せればよい訳です。
ではどう言う方法を取るかと言うと、BSCの全体像を把握し、細かなテクニック、知識は、本に書いている事を利用するか、デジタル化して、必要な時使える様にしておくことで、BSCを作って行く事です。
BSCを作る事為に必要な要素の、取り入れられる事から取り入れて行くのが、当組織の方法です。
ただBSCの重要な事、欠けてはいけない事は、研修などをして覚えて貰う、できる様にして貰う必要はあります。
余計な労力を、できるだけ使わないで効果あるBSCを作って行こうと言うのが、当組織の方法です。
ここでは、簡略化して説明していますので、詳細は、ご連絡頂ければ、メール添付書類としてお送りできます。
当組織が提唱する生き残り策は、他社とは違う場合が多々あります。なぜ、こういう方法で、生き残りを模索するのか、又、生き残れるのかの理由を書いてみます。
最初の文で書いた通り、私たちが習慣で行っているビジネスの仕方には、大きな欠点があり、この欠点が、生産性を低くして、利益、成長率を低くしています。
この欠点を修正しない限り、私たちは、米国やドイツの様な成長はできなく、ただただ相対的な地位を下げて行くだけ、と当組織では判断しています。
この事は、ここ20年の動きを見ても、私たち製造業の現在の態度を見ても、お分かり頂けると思います。成長できていないのに、新しい事に挑戦しない体質などです。
ではどうすればよいかが問われます。普通はこの場合、ベストプラクティスから学ぶ事が多いと思います。
その為の対策が、視野を広げグローバルレベルの情報を深く広く集め、御社が取り入れられるものは取り入れ、御社の強みが生きる様にして行く事です。
その際、できるだけ広く深く見られる様にする事が重要になります。なぜなら、生き残る為の競争要因は、レベルが高いので、生き残れるレベル以上の市場の理解が必要になるからです。
市場を広く深く見られる様にするのが、現状に問い掛け続ける方法です。
この方法は、実際に体験してみないと、効果が実感できないのですが、現実には、この方法で、賢い行動や優れたアイデアを出している人や企業が多い事からも、ぜひ行い続けて頂きたい習慣です。
広く深く市場の把握ができれば、解決策は考え易くなります。
最初のうちはできなのですが、問い掛け続ける形で市場を広く深く見られる様になると、御社のグローバルでの立ち位置や強み、弱みが見えてきます。この事は、前にも書きました。
いろいろな事が見えてくれば、対策は考えられ易くなり、実際に対策を実行して、更に生き残りを模索できる様になります。
当組織では、どう言う見方をすれば、今まで見えなかったものが見える様になるか、を分かっています。
その1つの方法は、ビジネスの利益に関係すると思われることを、グローバルレベルで広く深く見る事です。
これを実現し易くするのが、現実に問い掛ける、ビジネスの捉え方です。
こう言う方法で、生き残る為の対策を考える所は、他にあるでしょうか?殆どが、今までの延長線上で、多くのテクニックを覚え、対策を考え、実行して行く方法ではないでしょうか。
従来の方法は、今までの結果が証明する様に、一時しのぎ的対処法になり易く、効果も長続きしません。
私たちが努力してきた延長線上には、生き残りの道はない、と判断しているのが当組織です。
視点を変えて、成長している欧米企業が行っている方法で多くの事を学び、それに日本の長所を加え、生き残りを模索しよう、と言うのが当組織のやり方です。
たまたま幸運な巡りあわせで、今は、さしあたり生き残りはできている企業は、今後環境は変化するので、変化に対応できる体質を作る事が、本質的な生き残り作戦です。
これを実現する為には、私たちが行っている方法の延長線上には、解決策がない、と判断して、グローバル成長ルールを学び、生き残って行こう、と言うのが当組織の考え方です。
私たちのルールがは生産性を低くし、低成長に甘んじなければならない事は、過去の歴史が証明していると思います。
そういう意味で、当組織の提案は、試す価値のあるものではないでしょうか。
中小製造業の生き残り策、当組織の見解
〒400-0853
山梨県甲府市下小河原町
Mail tresor@eagle.ocn.ne.jp